「86―エイティシックス―」第1話
【アンダーテイカー】
人道的。その定義とは
敵対する国同士。お互いに「無人機」を使って抗争を続けている。しかしその実は・・・
電撃文庫刊。
正直なところ初回だけでは勢力図あるいは関係図が見えてこない部分がありました。
しかしひとつだけ分かったことがある。
それは「人」で無ければそれは「無人」であると言うこと。
つまり最前線に出向く戦闘機には実際に「人」が乗っているものの、それを「人」とさえ呼ばなければ「無人」であるも同義というわけです。
ここにはある種の人種差別が存在しているという意味になるでしょうか。
「人」として扱われていないもの。それはマイノリティであり、マジョリティにとっては家畜も同然の扱いである。
見たところマジョリティ側はみな髪が白く、「兵器」として前線に赴くマイノリティは様々な髪の色をしている。
ここまで分かりやすく「ホワイト」VS「カラー」の図式が示されているのはある種のペシミズムの現れかとすら勘ぐってしまう。
この非情な社会に一石を投じることが出来るのか?
カラーである兵士たちの前に新たな指揮官が着任することになった。
何かが変わろうとしている瞬間でありましょうか。
@ムハンホウちぇっそ@
タグ : 86―エイティシックス―
2021/04/13 21:13 | アニメ感想 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0)
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