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「BEASTARS(ビースターズ)」第4話

君は聖杯までふやかして

まがい物は去るべし


ルイの負傷により代役を任されたはベンガルトラのビル。そのビルが演じる悪役に空きが出たことでレゴシが初めて舞台に上がることになった。「肉食獣が脚光を浴びるチャンス!」意気上がるビルが取ったその作戦はしかし非合法なものだった。

果たしてこの物語に登場するキャラクターたちはそれぞれどのような性格なのか。「動物」という観点から一般的にイメージするその性質を考えてみることにします。実際の動物がどうなのか、ムツゴロウさんじゃないのでそこはツッコまないでください()

いわゆる肉食獣であるトラやオオカミからは狂暴性が見て取れる。鹿からイメージ出来るのは崇高な佇まいでしょうか。ウサギは寂しがりや・・・よく言われるヤツですね。なので言い方は悪いですが男をとっかえひっかえしている、なんて見ることが出来るかも。

他にも羊は従順。ハイエナやマングースは狡猾と言うイメージを割り当てて良いかも知れません。

これらが意味するところは何か。実際にこの物語のキャラクターはこれら一般的な動物のイメージに当てはまるように性格付けされているように見えます。ただ彼らがその特性を発揮出来ているのかどうか?そこがこの物語の鍵となっている気がするのです。

「食殺」が禁止された社会。ここでは肉食獣は草食獣を殺してはいけないのですね。この規律の中で彼らは抑圧されている。しかし今回、ルイの代役を得たビルはここぞとばかりに肉食獣の優位さをアピールしようと企んでいたのですね。

そこで同じく代役を務めることになったオオカミであるレゴシにも賛同してもらおうとする。言わば肉食獣の協定を求めて来たと。

しかしながらいきなり代役を仰せつかったこともあり、そのプレッシャーをはねのける意味もあったのでしょう。ビルはウサギの血を用意して来たのです。それはある筋から手に入れたそうで、決してビルがウサギを殺めたわけではない。本人の証言が正しければですが。

これに怒ったレゴシが舞台上でビルを制裁する。トラ対オオカミ。いつも控えめなレゴシですがトラと対等に渡り合えるのはさすが猛獣であるといえます()

それはともかく。

これにビルが反撃を始めたところでルイ先輩が登壇!レゴシを助けると同時にビルを追っ払うことに成功しました。もちろんルイ先輩もビルの非道に気がついたからこそレゴシに加担したと言えますが。

これまでのルイ先輩はいつも煮え切らないレゴシに対し嫌悪を示していました。肉食獣でありながら弱者の側に着こうとする。レゴシがオオカミらしくないところにイラついていたと言えましょうか。そうは言ってもこれもレゴシの処世術ですからルイ先輩の想いは理不尽だと言えますが()

ところが今回、ビルの不正を暴いたレゴシに対し敬意を見せたルイ先輩。志しの高いものに対しては躊躇なくリスペクトする彼の姿は、やはり「鹿」らしい崇高さに由来するのかなと思った次第。

肉食獣同士で協定を結ぼうとしたビル。崇高な精神に共感したルイ先輩。ここから見えてくるのは何かお互いに共通点を見出し仲間になろうとする気持ちでありましょうか。そこには利害の一致であったり純粋な共感の気持ちであったり、その理由は様々でしょうが。

同じ種族同士で手を結ぶのか。それとも種族を超えて団結するのか。レゴシとルイ先輩がこうして繋がったことはひとつのリトマス試験紙になるのかも知れません。


@ムハンホウちぇっそ@

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タグ : BEASTARS(ビースターズ)

2019/11/02 14:52 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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