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「鬼滅の刃」第16話

【自分ではない誰かを前へ】

やさしい目の人


那田蜘蛛山の女郎蜘蛛。近づくほどに糸は強く、操られる人形は速くなって行く。ようやくのことで打開策を見つけた炭次郎。その刃は遂に蜘蛛の巣の中心へと届く・・・

「ねず~こ~ちゃ~ん!」

禰豆子を追って那田蜘蛛山に入った善逸の叫び。もはや「ふ~じこちゃ~ん!」と変わらぬものになっているがっ!?

冗談はともかく。

蜘蛛の糸は生きた人間をも操るくらいに強力になっておりました。ただ無理矢理動かすものだから可動範囲を超えた動作は身体の骨は砕け・・・

いや~これ、絶対に体験したくない最悪の状態じゃないですか!

生きながら死ぬ。正に糸に捉えられた鬼殺隊の面もちはそのような残酷なものであったことでしょう。だから・・・

「殺してくれ!」

そう訴えた気持ちは本心からであったと思います。しかし炭次郎はそれでも人を助けようとする。木の枝に糸を絡ませれば・・・

この作戦が見事成功!ようやく鬼殺隊を苦しみから解放出来たと思ったのですが。

追い詰められた鬼は鬼殺隊の首を折り、結局炭次郎たちは彼らを救うことは出来ませんでした。

しかし鬼には近づいている。歩みを進める炭次郎と伊之助の前に現れたのは、恐らくかつて鬼だった者でした。もちろんこれも蜘蛛の糸に操られ、炭次郎たちに襲い掛かる。

そこで機転を利かせた炭次郎が伊之助と巧みなコンビネーションを見せる・・・

「こいつ、戦いの全貌を見据えてやがる!」

人を信用していない風に見える伊之助ですら認めるリーダーシップと言いますか、炭次郎の人を見る力、そして惹きつける手腕に感嘆した様子が伺えます。

見事、強敵を倒したイノタンコンビは・・・(伊之助と炭次郎@勝手に命名。イノ×タンではありませんのであしからずっ

遂に蜘蛛女の元へと到達。伊之助に放り投げられた炭次郎は一閃、蜘蛛女の首を切り落としたのでした。

しかしそれはどこまでも慈悲に満ちたやさしい刃でありました。直前で戦意喪失し全てを諦めた表情を見せた蜘蛛女の気配を察し殺陣の「型」を変えたのでした。

実は蜘蛛女よりも強い「父」が控えているという。そう。蜘蛛家族のヒエラルキーは母である蜘蛛女が一番しただったという事実!

息子もまた母へ父の存在を示唆し、脅していたのですね。何故ならそれこそが十二鬼月であるから。

十二鬼月に支配された森、それが那田蜘蛛山の家族模様であったのです。

「気を付けて」

散り際、炭次郎にそう告げた蜘蛛女は生前の記憶を辿っておりました。

「あのやさしい目をした人は誰だったのだろう」

今ではもう思い出せない誰かの懐かしい目と、炭次郎が向ける慈愛に満ちたまなざしを重ねて見せた蜘蛛女。

この鬼にもまたドラマあり。

こうして炭次郎は鬼となった者たちの記憶をひとつ、またひとつと拾って行くのです。



@ムハンホウちぇっそ@

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タグ : 鬼滅の刃

2019/07/23 20:29 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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