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「進撃の巨人 Season3」第46話

壁の王

どうしようもねぇクソガキをぶん殴っただけだ


オルブド区へ侵攻し続けるロット・レイス巨人。壁の中ではエルヴィンを中心に対策会議が行われていた。住民は避難させない。そうすれば巨人の進路が変わる。ありったけの戦力をもってこの地でロット・レイスを迎え撃つ。しかし戦闘に慣れていない寄せ集めの兵士たちではなかなか効果的な攻撃が出来ず・・・

今回、ストーリー的には特に大きな展開は生まれておりません。しかし対ロット・レイスの戦略の中でエレンがようやく自分を取り戻し、最後まであがくことを決意したことは今後の流れの中で大きな意味を持つことでしょう。

自分は特別な存在じゃない。そうエレンが思ったのはヒストリアの勇気を見たから。弱いの自分だった。言ってみればこれまで中二病的な根拠のない自信に埋もれていたエレンが、挫折し現実が見えるようになった。

しかしそこから這い上がることが出来た、あるいは目が覚めたことで、ようやく一人の兵士としての自覚が生まれたと言っても良いでしょう。自分が人類の切り札であること。これまではそれがプレッシャーであったのが、今はみんなの希望を背負って立つことが出来るようになった。

ひと皮剥けたエレンの姿はちょっとだけ逞しく見えました。にしても・・・、自分で自分をぶん殴るヤツなんて久しぶりに見た気がする()

そしてまた一方で、父であるロット・レイスを倒すと決意したヒストリアがいる。これを仕留めるのは自分でなければならない。彼女には彼女なりの考えがあってこの戦闘に参加することにしたのですね。エルヴィンの制止を振り切って。

そこには壁の中の世界を統治する真の王としての責務、その最初の仕事がロット・レイス巨人の討伐であると思っている節が見られる。それは自分の血族がしたことに対する責任を果たす意味もあったでしょうし、また憐れな父親に引導を渡そうとする気持ちがあったかも知れない。

即席の王など誰が信じるものか。

ヒストリアが真の王として君臨するには、何か大きな仕事を成し遂げなければならなかったとしたら。それが父親殺しと言うのはあまりに悲劇的と言わざるを得ませんが、しかし自ら伝説を作り上げる必要があると考えるのは不思議ではない気がします。

自分が頂点に立つため。未来へと前進するためにはロット・レイスを倒すことは不可避なイニシエーションであったと言えるでしょうか。

さてロット・レイスの騒動に巻き込まれ瀕死となったケニーの前に現れたリヴァイ。ここでもう自身の最期を覚悟するかに見えたケニーですが、彼が取り出したのは注射。これは巨人化する薬が入ったものでしょう。

この期に及んで抵抗する姿勢を見せるケニー。その彼がいま頭に思い浮かべているのはかつて「友」と呼んだ仲間の姿。それこそはロット・レイスの弟でありますね。この2人の関係、ケニーがここまでしぶとく生き残ろうとするのは「友」の存在あってのことなのでしょう。

その友のため、ケニーは人であることを捨てるつもりなのありましょうか。


@ムハンホウちぇっそ@

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タグ : 進撃の巨人

2018/09/18 21:29 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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