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「プラネット・ウィズ」第6話

【パラディンブレイク・2

少年は正義の向こう側にアニキの面影を見るか


竜造寺岳蔵との一騎打ちに勝利した黒井少年は言伝を預かった。今ネビュラの封印派と戦っている息子、竜造寺隆から竜の力を奪ってやってくれと。そうすれば優しかったあの頃に戻るかも知れん・・・。かつて星を守るために立ち向かっていった兄さんと同じように、黒井少年もまた猪突猛進する。

竜造寺はかつて正義漢に溢れた子供だったようですね。それが竜の力を得たことによって増長されたと言いましょうか。自らが世界の抑止力になるべくまい進するようになったと。言ってみれば正義の暴走とでも言った状態が生じたと言ったところでしょうか。

この論理は昨今もてはやされるテーマですね。世界の警察として君臨するアメリカはもとより、核による抑止力を謳う各国の言い分。そして核廃絶のために矢面に立ってこれに反旗を翻さねばならぬ日本ですら、いつしかその論法に従って憲法改定そして軍事国家へと歩みを進めている現状がある・・・

「抑止力」論理としては間違ってはいないのでしょうが、しかしそれが暴力によるものであること自体がナンセンス。他国に対抗するのではなく、あくまで自国の信念を貫くことこそ最も優先されるべき態度ではないかと思うのです。

とまあ、つい現実の世界情勢と照らし合わせてみたくなる要素がこのアニメから感じられます。どこまで世相を反映させているかは分かりませんが、風刺の効いた部分があるのは確かでしょうな。

さて気になるのは竜造寺の力の源であります。かつて竜は亜空間に放り込まれ処刑されたと言います。本来ネビュラの兵器であった竜は自らの正義に則り暴走を始めた。この辺りの経緯はまるで竜造寺の行動と一致するかのごとき。

竜と竜造寺に共通する正義感はどこから来るのでしょうか。竜がそのまま竜造寺として生まれ変わったとでも?

とまあ、これらは封印派の閣下の説明によります。そんな閣下、と部下の白石ちゃん。結局は竜造寺との戦いを黒井少年に一任してしまいました。要するに丸投げ。

この戦いに辛くも勝利した黒井少年は竜造寺の父である岳蔵の言葉を伝えました。

「やさしさが一番」

これにはっとした竜造寺ですが、そのとき既に灰になりかけていたのですね。

風に吹き飛ばされる竜造寺の亡骸。黒井少年はそこに兄の姿を見たのでした。これはいったい何を意味するビジョンなのでしょうか。竜造寺が竜の力を持つことに自分の兄が関わっているとでも?

ちょっと意味深なものを残しストーリーはまだ続くようです(竜造寺があまりに見事なラスボスっぷりだったのですっかり最終回気分なのだがw


@ムハンホウちぇっそ@

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タグ : プラネット・ウィズ

2018/08/13 21:22 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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