FC2ブログ

「銀河英雄伝説 Die Neue These」第3話

【常勝の天才】

2人の盟友


先の戦いの功績を讃えられ帝国議会ではラインハルトの特進が与えられる式典が催される。それに伴いジークフリードの昇進も決定。しかしこれをよく思わない連中もいる。羨望と妬みが入り混じる中で2人は思いを新たにする。

幼い頃、ジークフリードの隣に引っ越して来たのが金髪をなびかせたラインハルトでありました。その姿は男同士であってもつい見とれてしまうほど。この出会いが2人の結びつきを一気に深めた決め手であったことは確かでしょう。

更に言えば、ラインハルトの姉であるアンネローゼの美しさ。これにジークフリードは一目惚れしたことは間違いない()

一方でラインハルトもまた、「ジークフリード」の名は下賤だとしながらも「キルヒアイス」の響きは良いと言ってお互いを認める仲になったこと。2人の出会いは突然にして、しかし運命的な天啓を持って迎えられたと言った趣きがありますね。

ところがある日、アンネローゼが皇帝の妻として迎えられることとなった。身分の高い貴族には逆らえないとする風潮がこの国にはある。これが帝国主義。上流階級には絶対服従という社会に対して反感を覚えたラインハルトは、ジークフリードも伴って兵士になる道を歩むことになると言う展開。

目的は2人とも帝国主義の転覆・・・いや。それよりもっと大きく「宇宙を手に入れること」となるでしょうか。かつて帝国を立ち上げた創始者を「成り上がりの野心家」呼ばわりするラインハルト。それが権力至上主義を呼び、社会に格差をもたらしている。

平穏だったかつての暮らしを揺るがした現体制。そして今、目の前に広がる悲惨な現実。これを前にして帝国に反旗を翻したと言った意味で、ラインハルトとジークフリードは志を同じくしていると言えましょう。

ただしこの2人、深層意識の部分では弱冠モチベーションを別にしているのではないかと個人的には感じるのです。ラインハルトは明らかに姉を奪った帝国へ対する「恨み」であるのに対し、ジークフリードのそれは「アンネローゼを救うため」に矛先が向いていると思われること。

これは言ってみればネガティブとポジティブの対比になっているのではないかと思うのです。しかしこれは悪いことではなく、彼らが「2人で1人」でいる為の必須条件になっている気がするのです。

要するにバランスですね。ラインハルトは得てして暴走しがちになってしまう、なまじ才能があるだけに余計に。その点、ジークフリードは周囲がよく見えているのですね。それは最初の戦闘を見ても明らか。

だからこそジークフリードはラインハルトの行動を抑制できる。このことは姉のアンネローゼが既に示していましたね。ジークフリードなら弟を任せられる、あなたの言うことならラインハルトは聞いてくれると。

軍人としては完璧だけれども人としては不完全である、ラインハルトとはそう言った人物であるとしたら、これを補佐するのは人格的なジークフリードが正に適任である。この2人のコンビネーションが成立したとき、何人たりとも寄せ付けない力を発揮するとしたら・・・。

最初はラインハルトのことを自信家で共感の出来ないヤツだと感じていましたが、今回のエピソードを見たらジークフリードともども好きにならずにはいられないじゃないか!



@ムハンホウちぇっそ@

スポンサーサイト

タグ : 銀河英雄伝説

2018/04/20 23:51 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
FC2 Blog Ranking