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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第10話

【愛する人はずっと見守っている】

時には母のように


1週間の出張に赴いたヴァイオレット。母子家庭であるその邸で、ヴァイオレットは母親から代筆の依頼を受けたのであった。娘はヴァイオレットのことを最初は人形だと思った。そして同時になにか悪いものだ、とも・・・

今週もまた涙なくしては見られないエピソードでした。病床にふける母親の様子から、どう見ても先が長くないことが分かります。恐らくは娘もそれを察していたのでしょうね。だからこそ母と一緒にいたい。そんな貴重な時間がヴァイオレットとの作業で奪われてしまう。

娘が感じた「なにか悪いもの」(あるいは悪いこと)の正体がそれだったと。

しかし娘はいつしかヴァイオレットに懐いて行くのです。それは最初からヴァイオレットに興味を持ったことも関係していたことでしょう。お人形さんのように美しい、と同時にどこか人間離れしているところ・・・まあその辺りはあながち間違いではありませんが()

そんな娘の様子にヴァイオレットもまんざらではない様子。もっとも、事情を知っている彼女からすれば、娘への同情を禁じ得ないと言った部分はあったでしょうが。

「ほんとうはお母さんとこうしたい」

娘の口からこぼれる本音。決して自分では母親の代わりになれないと分かっている。しかしだからこそ今は!という想いで母親の代わりに娘を相手にするヴァイオレットの心境はいかに。

娘のわがままをないがしろにしない。以前なら職務外ですとむげにしていたであろうヴァイオレットが、今では人の心を察するようになったと言えます。

母はいったいヴァイオレットと共に何を書いているのか?最初、やはり命が短いので遺言かあるいは遺産相続に関する書類か何かと思いました。娘のためを思うなら、残すべき資産を確実に譲渡する必要があると思ったからです。

でもそれは野暮だったようですね。母が遺したのは娘の「想い」だったと言えます。それは自らの死後50年に渡って娘へ届けるための手紙でありました。

娘が自分ひとりでないと教えるために。いつでも見守っていると伝えるために。

会社へ戻ってから業務の報告をするヴァイオレット。その目からは大粒の涙が流れていました。滞在中は泣くのを我慢していたという。恐らくはこの母娘の姿を自分と少佐になぞらえたからかも知れません。

少佐からの言葉はもう自分には届かない。だけど生きているうちに手紙を残すことが出来たら・・・

去り行く者、残された者。2つの想いを繋げるために手紙を届け続けるという、何かこうとってもロマンあふれるお話であったなぁと思うのです。

それはとっても素晴らしいお仕事。こりゃあヴァイオレットちゃん、今後50年は自動手記人形を続けなきゃね()手紙の配達を滞らせてはいけませんから~


@ムハンホウちぇっそ@

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タグ : ヴァイオレット・エヴァーガーデン

2018/03/15 22:09 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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