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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第8話

      

最初に知ったのは「美しい」という言葉


ギルベルト少佐の死を知ったヴァイオレットは海軍省を訪れるが、そこで少佐の兄であるディートフリートにあしらわれてしまう。

ディートフリートこそがヴァイオレットを「拾った」人であったのですよね。そしてそれを弟であるギルベルトに押し付けた。

兄ディートフリートはヴァイオレットをただの道具としてしか見ていなかった。それを見かねたギルベルトがヴァイオレットをかばおうと考えたのは、彼女があまりに憐れであったからでしょうか。

ヴァイオレットの過去回想が展開した今回。ヴァイオレットがいかに兵士として優れていたか、そして少佐と関係を築くに辺り、彼女がどのように変わって行ったのか。

そう。今でこそヴァイオレットはだいぶ人の心を取り戻していると言えますが、当時の彼女はまだ自分が何者かすら分かっていない状態だったのですね。しかしギルベルトとの出会いが彼女にある感情を植え付けた。

ギルベルトがヴァイオレットにどんなプレゼントが欲しいと訊いたとき、彼女は露店にあったブローチを選んだのでした。それは少佐の瞳と同じ色だったのです。

「これが『綺麗』というものであるなら、私は最初から少佐の瞳が綺麗だと思っていました」

果たしてヴァイオレットがそれまでにどのような境遇を生きて来たかは知らない。そもそも彼女には端から感情がなかったのか、それとも感情がなければ辛い人生を過ごすことはないとそれを捨て去ってしまったのか。

まるで機械のように生きて来たヴァイオレットとって、ギルベルト少佐の存在は人間性を取り戻すきっかけとなったことだけは確かでありましょう。

だからヴァイオレットにとってギルベルト少佐は唯一であり、自分の人生における全てであると言えましょうか。

ギルベルト少佐が消息不明である事実を受け入れられないヴァイオレットは、未だその生存を信じて疑わない。果たして、奇跡はあるのか。

限りなく望みのない希望。それが叶わなかったとき、ヴァイオレットは自分を保っていられるのでしょうか。



@ムハンホウちぇっそ@

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タグ : ヴァイオレット・エヴァーガーデン

2018/03/02 21:49 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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