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「刻刻」第8話

㐧捌

誤謬


タマワニの完全支配。つまり自我を保ったままカヌリニへと変貌を遂げると言うのが佐河の真の目的だった。果たしてその実験は成功するのか。佐河たちにさらわれた兄・翼を助けるため樹里と提携することとなった間島翔子が単身アジトへ赴く。そこで側近である潮見を懐柔しようというのだが、そこにいたのはカヌリニの力を得た佐河の姿であった。

佐河は実におぞましい計画を練っていたのですね。自我を保ったままカヌリニになろうとは。カヌリニとは人間の馴れの果て。それはもはや人としての体をなしていない何か。佐河がやろうとしていることは、言ってみれば生きたまま死ぬような行為とも思えます。

佐河がどうしてこれほどまでにカヌリニに執着を見せるのか。そしてどうやってこのような方法を思いついたのか。当初より語られている止界を研究した書である「大円行記」に書かれたものなのでしょうか。

その作者は数百年の時を生きたとされる。これすなわち、自らがカヌリニにでもならなければ実現できなかったことだとしたら。

しかしこれには自我を保つ精神力が必要なようで、エネルジー摂取のため食事を始めた佐河は早速カヌリニに飲み込まれようとしていました。自分で食欲を抑えることが出来ず、しかも食べたエネルジーをカヌリニに利用され掛かっていたのです。佐河を持ってしてもカヌリニを制御するのは難しいということを示していると言えます。

潮見を懐柔しようと提案したのは間島翔子でした。彼はただの雇われ。報酬のために佐河に就いたが、今は命の危険を感じリスクヘッジを取って未だ佐河の側へいるだけだと。

しかしどうやらこれは見込み違いのようでした。潮見は翔子に懐柔されるどころか彼女を引き込もうとすらし、更には翔子を助けに入ったじじいにナイフで切りかかる始末。これらの様子から潮見が何を考えて佐河に就いているのかが分からなくなって来ました。

それがただの興味から来るものであるとしたら、この男もまた本質的に佐河と同じく狂気に駆られた者であると言えるでしょうか。ここへ来て潮見という男の存在、その不気味さが増して来た感があります。

潮見がじじいに切りかかったところで佐河は撤退を決めます。懐にはじじいの血液のサンプルを抱いて。

既に本石を手に入れている佐河。どうやらこれにじじいの血を吸わせて何かしようという魂胆のよう。彼らの目的はじじいの「血」を採取することにあった・・・

・・・という翔子の見解に「何か起こるわけがない」と言ったじじいでしたが、その根拠はいつもの如く論理性のないものでした。案の定、じじいの話は簡単に覆ることに。

本石はじじいの血を吸い、すると突如苦しみだしたじじい・・・

何が起こった!?



@ムハンホウちぇっそ@

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タグ : 刻刻

2018/02/26 22:42 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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