FC2ブログ

「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」第4話

【君は道具でなく、その名が似合う人になるんだ】

手紙でなら、伝えられる気持ちがある


故郷のとある女性から代筆の依頼があったアイリス。ヴァイオレットを伴って久しぶりの帰郷をしてみると、実はそれは母からの依頼であった。母の想い。そして母に本当のことを言えないでいたアイリスは・・・

初めての仕事に浮かれたアイリスが階段から転げて・・・。それでヴァイオレットが付き添うことになってという顛末。

お母さんのはアイリスの誕生日を開くために彼女に依頼を出したのですね。でもってついでにお見合いなんて出来たらと()

その招待状を書くのが仕事でした。ところがその中にはアイリスがかつて告白して振られた相手が含まれていて・・・せっかく開催したパーティは最悪の再会によって台無しになってしまったのでした。もっともアイリスの被害妄想によるものですが。

アイリスはそれでい居たたまれなくなり、故郷を出て都会でドールの仕事に就くことにしたという。しかし未だにまともな仕事をしたことがない。そこで虚勢を張って、自分がナンバーワンドールだとか、引く手あまただとか嘘をついてしまっていたと。

ただお母さんはそんなことお見通しでした。だからこそ田舎へ戻って身を固めてはと、暗に示すような手はずを整えたという次第。アイリスがお節介なお母さんに業を煮やすのは当然と言えば当然なのですが。

人はときに嘘をつく。しかしある意味で純粋なヴァイオレットの前ではそれらは全て白日の下にさらされてしまう。

常に本当のことを包み隠さず話してしまうヴァイオレット。悪意がないだけにタチが悪いとも言えますが()しかしそのことでアイリスは自分自身の本心に向き合うことが出来たと言えましょう。

ヴァイオレットの提案により、アイリスはパーティの参加者および母にお詫びの手紙を書くことに。そこに書かれていたのはアイリスの素直な気持ちでした。ようやく本当のことを言えたアイリス。母はそんな彼女を優しく見つめるのでした。

アイリスが告白したとき「愛してる」と言いました。それは少佐と同じ言葉でした。「愛してる」はとても大事な言葉。それを口にするのは勇気のいることであると。そしてそれを断られてたときの気持ちがどれほど辛いものであるかを。

ヴァイオレットはこうしてひとつ「愛してる」の意味を知りました。それでは少佐はいったいどんな気持ちでそれを口にしたのでしょうか。そして自分はそのとき、どんな態度を取ってしまったのか。

後からそれを知ることの辛さ。取り戻せないことに対する悔恨がそこにはあります。ヴァイオレットの表情が沈んだのは、それを自覚したからだと言えましょうか。

アイリスが生まれたのは、名前の由来となった「アイリスの花」が満開になった頃でした。

ヴァイオレットの名を付けてくれたのは少佐でありました。それもまた、野に咲く一輪の「ヴァイオレット」にちなんだものでした。

少佐がどんな気持ちでその名前を付けたのか。娘を想う両親のように、少佐もまた彼女を大切に想う気持ちをそこに込めたでのはないでしょうか。

アイリスの故郷を訪問したとき、彼女のお義父さんから大したおもてなしは出来ないかも知れないと言われたヴァイオレット。しかし彼女はそこに広がる景色を眺め、「これが大したおもてなしでないとは言えません」と答えました。

ヴァイオレットにはそれがただの地形ではなく、美しい景色であると感じたようです。それは彼女に人間らしい心が芽生え始めている証拠であるように思えます。



@ムハンホウちぇっそ@

スポンサーサイト




タグ : ヴァイオレット・エヴァーガーデン

2018/02/01 22:10 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
FC2 Blog Ranking