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「宝石の国」第12話 最終回

新しい仕事

月人と話すことは出来るのか


金剛先生と月人との関係を解明したいと思うフォスに対して、パパラチアはこのように言って返した。

「正しいと思う心が暗雲を招くことがある。だからことは慎重に」と。

その言葉が意味するところとは、すなわち隠された事実が衝撃的な内容であることを物語っていると言えようか。

はい。ここ最近の流れとして金剛先生にまつわる秘密について展開されて来ました。仲間の宝石たちに聞いてもそれはやはりデリケートな問題であるよう。しかしそれでもなお、危険を賭してでも金剛先生のことが知りたいと思うフォスの気持ちに変化はありませんでした。

そこで「新しい仕事」を思いついたフォス。シンシャに協力を仰いで、月人のこと、金剛先生のことを調べてもらうという・・・この申し出に対して、さすがに最初は躊躇したシンシャですが、どうやら夜から脱することが出来るという誘惑に負けて?承諾することになったのでした。

<総評>

宝石が擬人化する。そんなロマンティックなディテールを有しながら、その美しさと共にはかなさをも描き出した物語。これぞ正にファンタジーと言ったエキゾチックな趣きに浸らせてくれました。

こと映像に関してはフルCGを用い・・・これについては好き嫌いが分かれるところなのでしょうが、この作品に関してはその世界観と相俟ってむしろフルCGで良かった!そう思わせるものがあったと思います。

どこまでも美しい世界。宝石が放つ輝き、またその透明感を描くにはやはり手描きでは限界があったと。しかしただCGにしただけではそこまでの魅力もなかったでしょう。

映像は機械的ではなく、本来は無機質である鉱物がむしろ生き生きと脈打っていたこと。その生命感溢れる描写が素晴らしかったのです。まあこの辺り、原作の画風とキャラデザがCGで描くのにマッチしたディテールであったことが奇跡を呼んだと言って良いかもしれませんが(笑)

SFらしいシリアスなストーリーもまた物語を研ぎ澄まていた要素でありました。月人の謎、そして世界が現在のようになるに至った歴史。そう言った物語の設定がしっかりとあることで、我々はこの世界の深さを知ることが出来たからです。

叩けば壊れてしまう宝石たちの儚さが彼らを愛おしいと思わせる。ノスタルジーともアイロニーとも思える情感がそこには漂っておりました。

そんな彼らが織り成す、ときにスラップスティックな掛け合いが笑いを誘うこともある。そのギャップと言いましょうか、息抜きと言いましょうか(笑)彼らが無邪気にしてることにどこか安心感を覚えるものがある。彼らが決して苦しんでいるわけではないと分かるのですから。

といったところで、おしまい。更に次の展開が見たいけれど、宝石たちのスパンって長いからなぁ(パパラチアなんて2百年以上寝てたしw)生きてるうちに再会できることを願って!


@ムハンホウちぇっそ@

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タグ : 宝石の国

2017/12/25 20:23 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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