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「キノの旅 ‐the Beautiful World‐ the Animated Series」第12話 最終回

【「羊たちの草原」「旅の終わり」

羊たちの鎮圧


草原で羊の群れに出会ったキノ。その羊たちはキノを襲って来た。エルメスを置いて一路逃げるキノ。必ず助けに行く!と。キノVS羊。エルメス救出作戦が始まる!

なぜこの羊たちは人間を襲うのか?そこが先ず今回のエピソードの肝と言いますか、オチと言いますか。とは言え、そのオチも実に人を喰ったような話でして。

途中で車を拾ったキノがそれを運転して戻って来ました。パジェロかハンマーのような車種なので車体は頑丈。羊たちをガンガンはね飛ばして行くキノさんの容赦のなさ(笑)

いくらフィクションとは言え、こんな場面、動物愛護団体からクレームが入りそうなものですが、あまりにあっけなくそして無残に羊が弾き飛ばされる様子になんか楽しくなっちゃいました(笑)そんなこと言っちゃいけないんだろうけどねw

絵面的にすごいことになっていた今回。えーっと、こんなのが最終回でいいんですかぃ!?

さて羊が人を襲う理由について。その羊がもとは闘羊(とうよう)として飼育されていたものだったというオチでした。なるほど合点が行くと言うか、そうなの!?と言う他ないと言うかw

最終回にして最高にギャグっぽいエピソードでございました。

そしてこれはエピローグ的な話になるのでしょうね。ハンモックで昼寝するキノとエルメスの会話。

「これでボクの旅は終わり」

どうやら今キノは旅よりも昼寝をしたいようです(笑)だけど起きたらまた旅を始めるという。

旅は終わりだと思ったときが終わり。だけど始めたらそれはまた始まるのです!

<総評>

風刺が効いていたり、ブラックな笑いを誘った物語は、エスプリが効いたと言いますか、あるいはウィットなユーモアに富んだポストモダンな作風であったように感じます。

そう。純文学的な味わいがここにはあり、それはもはや批評と言ったものから逸脱し、「これはそう言うものなんだ」と受け入れるしかない類である気がします。

もちろん、キノの人となりについての考察や、その師匠との関係性を突き詰めて読み解いて行く楽しみもあるでしょうが、これまでの話からすると情報量が少ないし、例え頑張って分析したとしても、結局大した成果が得られないような予感がするのも確か(笑)

どこまでも人を喰ったような話はそれだけでひとつの世界であり、それはそこに歴然として存在し続けるということ。それをとやかく言うことが出来ないように、キノもまた「こういうものなんだ」と言うしかないのです。

こう言うのって、つまり好きか嫌いかって話になると思いますが、ことキノのようなこうした作風のものってただ「好き」とはならず、「オレは好きだけどさw」とちょっと自嘲気味に言ってみる類のものである気がします(笑)

え。お前はどうなんだ、ですって?

うむ。そうですね。私は・・・私は好きですけどね、こういうのw

キノがまた旅を始めるまで、私も気長に待つと致しますか!


@ムハンホウちぇっそ@

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タグ : キノの旅

2017/12/24 14:38 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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