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「クジラの子らは砂上に歌う」第8話

【お前たちの未来が見たい】

もっと撫でてあげたかった


スキロスの船に乗り込んだチャクロたち。トクサを先頭にヌースの間へと辿り着いたが、そこには待っていたのは敵の罠だった。

銃弾に倒れたトクサの最期の言葉が「もっと撫でてあげたかった」というもの。これはスオウに向けた言葉でありました。BL的な意味は抜きにして(すいません。そう言う脳なんですw)、これは彼がスオウのことを慕っていたことの証しであったと言えます。志し半ば。無念の死でありました。

激戦が続くクジラの船上。エマが歌うその歌によって砂の海の底から何か手のようなものが無数に生えて来ました。これはいったい何なのか。まるで魂を導く天使のようでもあり・・・。この戦いで命を落とした者たちを軒並み連れて行くようなイメージがあり、なんとも不気味なものを感じました。

敵の兵士であるリョダリと相対していたスオウは、そのときリョダリの深層意識を覗き見たのでした。これもあの「手」の作用なのでしょうか。

ヌースに魂を奪われず、感情に溢れたリョダリは特異な存在として隔離されていた過去があった。ヌースとの接触した際、人の感情に触れた彼はそれが混沌としていてメチャクチャであることを知ったという。そしてその感情の洪水に彼は魅了されてしまったと。

だからこそリョダリは未だ感情を失っていないクジラの住人たちに惹かれてしまうようですね。感情に揺さぶられ動揺し、必死になってあがくその姿に快感を覚えるという。これだけを聞けばただのドSのように見えるでしょうが、彼の一連の行動は失われた「感情」へ対する憧れを示すものであったと今なら思える。そうつまり、リョダリは本当な「人間が大好き」なのだと思うのです。

自警団団長シュアンに打ちのめされたリョダリは、今までとはまるで態度を変え「死にたくない」と無残な敗走に着いたのでした。感情のベクトルが完全に間違った方向へ転がったように見えるリョダリですが、実はとても人間らしい子であったと言えます。最期は子供に射抜かれ砂の海へと沈んでしまいましたが、果たしてこれで命を落としてしまったのかは定かではありません。

そのころスキロスではアフラニの銃でオウニが撃たれたところでした。この船の長である彼、リコスの兄とは良く知る仲のようで、妹であるリコスに対してある種の警告のような言葉を発しました。そしてその中には「ファレナの罪人」に関する秘密も・・・

知らないのはクジラの住人だけ。彼らが犯した罪とは何か。そして「印」が短命である理由。それら全てをひっくるめてファレナの罪人は一掃されるべき理由になっていると。

いよいよ物語は核心へと近づこうとしているのでしょうか。しかし当面はチャクロたちがどうやってこの窮状を脱するかということになりますが。


@ムハンホウちぇっそ@

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タグ : クジラの子らは砂上に歌う

2017/11/27 22:36 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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