「キノの旅 ‐the Beautiful World‐ the Animated Series」第2話
【コロシアム】
たまに本気を出さないと腕が鈍ってしまう
うん。キノさんが言ったこの言葉、実に実感がある。
確かにそうだと思います。別に鍛えるとかそう言うことでなく、たまに自分の限界を思い出しておかないといけない。
そうしないと自分の実力を見誤ってしまい、過小評価したり逆に過大評価してしまうもの。
俺ってここまで出来たんだっけ。そう言うのが大事だなって思うことがよくあります。
今回キノさんがやって来たのは戦って市民権を得る国。サブタイの「コロシアム」は正に「殺しあう」の通りだという次第(日本語で言った場合はねw
王様が変わってこのようなルールになったという。
前回の話もそうですが、この物語ってけっこう殺伐とした話が多いなと思いました。もっとこうホロリする話なのかと思っていただけに意外。まあ私の勝手な想像だったのですが。
順調に勝ち上がって決勝まで辿り着いたキノ。彼はこの戦いで何かしようと企んでいる様子。
王様は決闘の「流れ弾」に当たって死んでしまいましたとさ。
かつてキノが旅先で知り合った夫婦。彼らがこの国を訪れたのち再会したとき、そこに夫の姿はなかった。キノは夫婦の仇を討ったことになります。
そしてキノの対戦相手だったシズは行方知れずだった王様の息子でありました。どうやら父を殺すための復讐に来ていたよう。
今回はこのように2つの復讐劇が展開していたことになります。「荒野のガンマン」なんかに通じる雰囲気があったでしょうか。
最後まで勝ち残り「市民」となったキノには新たなルールを作る権利が与えられる。
「戦って最後まで勝ち抜いた者がこの国の王になる!」
辺りは争いが始まりました。これ、例え生き残ったとしてもそのときは自分ひとり。ひとりだけの王様なんてなんの意味がある?
キノが宣言した新たな規則はなんとも酷いものじゃありませんか。キノの心の闇を見た気がします。
シズが連れていたしゃべる犬の陸(りく)。キノは彼がお気に入りになってしまったようです。
やきもちを焼いたエルメスが「すけべ犬」と言えば、「じゃあな、ポンコツ」と返す陸くんがトンチが利いてましたなw
@ムハンホウちぇっそ@
タグ : キノの旅
2017/10/14 07:29 | アニメ感想 | COMMENT(0) | TRACKBACK(0)
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