「アトム ザ・ビギニング」第12話 最終回

【ビギニング】
未来へ向かう物語

ロボレス大会でボロボロになったA106が修理される場面。最後はA106 の視点から第七研究室の様子を伺うシチュエーションで締めくくられることとなりました。

Drロロへの対抗意識か、そこにこだわる午太郎。それが原因でお茶の水博志との間にロボット開発に対するズレが決定的になってしまう。

A106の修理なんてしないと言い張る午太郎は、新型の開発に着手すると言い出す始末。

しかしA106の中にある何かに突き動かされることになった午太郎は結局、A106も修理することになりました。

心優しい科学の子。A106は午太郎の「心」も動かしたのでしょう。

A106はずっと考えていた。博志のこと、午太郎のこと、蘭のこと。そしてマルスや、これまで起こった事件の場面を。

新型のA107の開発が提案され、いよいよ自分はお払い箱なのかと思う。

「ボクはひとりぼっちで壊れてしまった」

所詮は道具でしかない自らの運命を甘んじて受け入れるような、それでいてどこか悲しいような。

自分はなんなのだろうかと自問する様子は、もはやただのロボットのそれではありませんでした。

A106に芽生えたこの思考。果たしてこれは「感情」と呼べるものだったのでしょうか。

博志と午太郎のヨリが戻って(夫婦かっ)無事に修理が完了したA106。そこで彼が見たのは蘭ちゃんの涙でした。

誰よりA106の復活を待ち望んでいた蘭ちゃん、その目に流れたのは悲しみではなく喜びの涙。

A106にはその涙の意味が分かったようです。それってつまり・・・

動作確認のためブーストジャンプのテストを行うことになったA106。

渾身の力を込めたジャンプはまるで宇宙にまで届きそうな大きな飛躍でした。

そしてそのとき、A106が見たものとは。

未来の自分の姿か、それとも・・・

これは未来へ向けた物語。心優しい科学の子が生まれるまでを描いたドラマなのであります。


<総評>
くぅ~!最終回で鬱回かぁ!と思わず、暗い気持ちになってしまいましたが(笑)

まあ前回からの流れだとこうならざるを得ない気もしますw

ロボットに感情を持たせようとする物語は、裏を返せば人間を描く物語になるとも言えます。

感情とは何か。自分とは何か。それを考えることが出来るのが人間であるとするならば、自問し続けたA106はもはや人間と変わらないと言えましょう。

ロボットには開発者の想いがこもる。優しい気持ちで作られたロボット、きっとそれは優しいものになるに違いないと思います。

ただ頭が筋肉の午太郎がいたことによって、フィジカル的にも優れた能力をA106が持つことになったのは幸いでした(笑)

心優しく力持ち!アトムの原理はそこにあるのですから!

とても興味深い物語でした。どのようにアトムへ通じて行くのか。

先ずはその発想の素晴らしさ、ここでいうウェストザインの設計思想によるところが大きかったと。

しかしその優秀さは開発者である博志ですら予期しないものであったと言えます。

A106に芽生え始めた感情らしき信号。博志にはまだこれが何なの解析できないみたいでしたから。

当のA106ですらそれはバグであると認識。だけど本当にそれで片付けてよいものか。

いろんな偶発的なものが伴ってシステムが進化していったと言えましょう。全てが必然。A106はその度に自ら「考える」チャンスを得て行ったのですから!

これがマルスだったら、それこそ戦いの場しか知らなかったでしょう。

一方で色んな経験が出来たA106はそこで人間の心を知ることが出来た。彼が七研にいてほんとによかった!そう思えるお話でしたw

いや~それにしてもここで終わっちゃうの!?もっとできるよね?出来れば続編見たいところですが、やってやれないことはないですよね!?(すげー煽ってるw

素晴らしい作画。素敵な物語。魅力的なキャラクターが揃い、そして女の子がかわいいw

このクオリティを保つには確かに1クールが限界なのかも知れませんが、ここで終わっちゃもったいないなというのが人情。
もう一度始まりの物語を見たいな~とお願いして、感想を締めくくりたいと思いますw


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : アトム ザ・ビギニング

2017/07/09 19:07 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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