「正解するカド KADO: The Right Answer」第8話

【タルネル】
加速か、減速か

異方の感覚を得ることが出来るという装置「サンサ」。これの公開に踏み切ったSETTEN。日本政府はこれを阻止しようとはしない。動き始めた流れをもはや誰も止めることは出来ないと判断したようだ。しかしこれは正しい判断であっただろうか。「サンサ」によって起こる身体への影響が懸念される中、それは全世界へ向けて発信された。

オーバーテクノロジーというのは言わばショートカットのようなもので、文明の発展を加速度的に促してくれるものであると言えるでしょう。ただこには重大な点がひとつあって、いったん手に入れた便利な代物はなかなか捨てることが出来ないという事実。スマホひとつとってもそう。これを使い始めたらもうガラケーになど戻れないのです。もっともか時には若干の揺り戻しはありましたが(笑)

こうしたソーシャルネットワークの確立によって活字離れが起こり、出版の現象、それに付随する形でこれを販売する書店の閉店などが相次いだというのは周知のことかと思われます。このようにテクノロジーの進歩によって衰退する産業があるということ。それは伝統が失われることをも意味すると言えましょう。

しかしながら今でも頑なに伝統を守り続けている職人たちなどがいるのも確か。テクノロジーは否応なしにもたらされる。そんな中でかつての伝統を守り抜くということ。進むことを選ぶ代わりに、こうしてゆっくり歩もうと選択することも人間には出来るということ。

徭沙羅花に招かれて彼女の実家を訪れた真道。彼はそこで将来の旦那と間違われながら・・・徭ちゃんがやることなすことって、大概こうしたネタに繋がるんだから(笑)それはともかく!

飾り金具の職人である徭沙羅花の父。ただの鉄の板だったそれを打ち、まるで生きた竜のごとく仕上げるのである。それをするのは人の手。まだ見ぬ異方の装置ならもっと精巧に作ることも可能でしょう。ただそれを見た人は果たしてどれだけ感動すると言うのでしょう。

もちろん異方の技術もきっと素晴らしいものでありましょうが、ただ「そうじゃなくて」という思いが徭沙羅花にあったのだと思います。彼女は真道を実家へ連れてくることによってそれを教えたかったのでしょう。徭沙羅花が異方に対してずっと警鐘を鳴らしていた意味がここにあったと言えます。

これを受けて真道はもう一度ザシュニナと話し合うとしました。ところがそのザシュニナはもう既に次の段階へと進もうとしている。今度は一体なにが?異方から人類へ配られる「食べきれないパン」その在庫にはまだまだ無尽蔵の蓄えがあるのでしょう。


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : 正解するカドKADO:TheRightAnswer

2017/06/03 21:52 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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