「正解するカド KADO: The Right Answer」第7話

【サンサ】
異方。祭りに興じる

異方からもたらされた「ワム」があり、そしてカドの移転が完了し、これで違法にまつわる一連の事柄はひと段落したかに見えた。だがしかし、ジャーナリストである言野匠(ごんのたくみ)の勘が「これはまだ通過点に過ぎない」と告げるのだった。

前回は6.5話「エクワリ」として総集編が挟み込まれました。時系列にそってまとめられたダイジェストはこれまでの物語を振り返るのに大変分かりやすい構成になっておりました。それを踏まえて今回からまた新たな段階へと物語は進んで行くことになります。

言野の撮影した動画が20臆再生を記録したことで、なんとネットワークサービス最王手である「SETTEN」(セッテン)CEOであるアダム・ワードが直々に来訪。言野をヘッドハンティングしに来たのですね。

いま世界が知りたがっているのは政治や社内規制などのフィルターが一切かかっていない生の情報なのだ。言野に白羽の矢が立ったのは、そう判断したアダム・ワードの決定であったようです。

これを受けて早速、異方存在に取材交渉にあたる言野の行動力はさすがと言いますか、世界はもとより「自分が知りたい」とする報道の魂が為せる業であったと言えましょう。

これをすんなり受け入れた異方存在。言野に相対したザシュニナが見せたのはワムに代わる新たな異方の装置「サンサ」でありました。これは人間に「異方を覗かせる」もので、これを体験した者は異方の感覚を身に付けることが出来るという。

自分がどこにでもいて、しかしそれらが全て紛れもなく本物の自分であるという感覚。万物はあらゆる次元に存在しており、いまここにいるのはそのうちのただひとつ。氷山の一角だとザシュニナは言いました。

この感覚。言葉では上手く言い表せないけれど知っている。それこそ時を超えて過去現在未来と、すべての時間すべての空間に自分が存在しているというイメージを抱いていた経験があるのです。

もっともそれはニューエイジ思想みたいなもので、SFにかぶれた中二病のようなものでしかなかったわけですが、だからと言ってそれが嘘であるとは断言出来ない部分もある。人は死んだらどこへ行くのか?人は肉体だけでしか存在し得ないのか。その精神はどこか新たな次元へ向かうのではないか。

死後の世界。ある意味では人の生死観を考える中で喚起されるイメージであると言えましょうか。

それはそれとして。

この「サンサ」で見た世界、ここで得た感覚は全ての本物の自分と入れ替わることが出来るというイメージでありました。つまりひとりが眠くなったら別の自分と交代する。これによって「眠る」という行為から人間が解放されることになる。これこそが真道が経験しているそれであったわけですね。

眠らなくてよくなることで人の活動が効率化する。ではそれによってもたらされるものは何か。

「人の幸福とは?」

真道がふと思ったのはそんなことでした。ザシュニナの言う「人類の推進」これは人の幸福へ繋がることなのでしょうか。無限のエネルギーを得て、無限に活動できる肉体を手にし、そして人はどこへ向かうと言うのでしょうか。今はまだ分かりません。ただそれが人の幸福につながることを祈るのみであります。

さて狭山湖の対岸から聞こえてくる祭囃子の笛の音。これに興味を持ったのはザシュニナでありました。というわけでみんなでお祭りへ行くことになりましたw

顏バレしているので騒ぎになってはまずいと、狐のお面をかぶらされたザシュニナ。不思議とこれが似合っている(笑)

これまでその存在がいまいち機能している気がしない徭ちゃんでしたが、浴衣姿がとても可愛らしい。ようやくその役割を果たすことが出来たと言ったところでしょうか(それで良いのか?w

いや、そうではなく。真道を呼び出した徭ちゃんの行動に不穏なものがあったのです。

「ザシュニナを異方へ返す」

かねてより異方存在について懐疑的であった徭ちゃん。ザシュニナがもたらした装置は「まだ人類には早い」というのがその理由でありました。

確かに、ここへ来て真道ですらこれらの事象が果たして「人の幸福に役立つのか?」と疑問を抱くことも多くなって来た。これを早くから主張していたのが徭ちゃんということになるのでしょうが。

ただ徭ちゃんの場合は次第に気づいて行ったのではなく、始めから異方存在について否定的だったこと。仮に彼女が何らかの組織あるいは団体の一員であったとして、そうした背後関係から来る指示などがあったとしたら。徭ちゃんの頑なさはある意味では何かの原理主義のようにも見えます。

SETTENのようにカドを受け入れる者もあれば、徭ちゃんのように受け付けない者もいる。果たしてこれをただの「温度差」で済ませてしまって良いものなのでしょうか。


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「有頂天家族2」第1話
<赤玉先生(如意ヶ嶽薬師坊)>
【二代目の帰朝】
傲岸不遜こそが天狗の本分
赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊の二代目が帰国した。最初にこれに接触したのは、鞍馬天狗とひと悶着を起こしている最中の下鴨矢三郎であった。
かつて壮絶な親子喧嘩を繰り広げたという赤玉先生と二代目。積年の恨みは時を隔てて収まることはなかった。
これを杞憂した矢三郎は2人の面会を避けようとするが・・・
はい。始まりました。有頂天な家族第二期です!
前期はですね、掛け値なしの名作だったので今期も期待するところなのですが、いきなり不穏な動きにもうハラハラ!
今期はこの薬師坊親子の軋轢を巡って物語が展開する趣向でございましょうか。
親子とは反発し合うもの。特に男親とはね。
天狗の世界もそれは一緒らしく、しかし人間よりも長生きする彼らのこと、親子喧嘩の機関もそれ相応に長期化しているものと思われます。何せかつて争ったのが100年前だとかで。
我らが弁天様は現在世界一周旅行へ出かけて不在。恐らくは赤玉先生の気持ちを収めることが出来るのは唯一無二、弁天様だけでしょうから、これがいないとなると一体この騒動を誰が止めることが出来るやら。
たぬき親父を決め込む狸がいる一方で、二代目が投げてよこして、鞍馬たちが投げ捨てた「天狗つぶて」を拾い集めてなんとか体裁を整えようというのか。我らが矢三郎がその調停役として・・・いや。やっぱちょっと頼りないか。
だけどやっぱり我らが主人公さまの活躍に期待せざるを得ないわけで。
親子喧嘩は切実なれど、やっぱりこうね、情緒あふれる描写がいい。いい!と思える大好きな世界観は健在でございますw
放送直前特番で登場したキャスト陣。特に能登さんの艶やかな着物姿にうっとりしてしまった自分がおりました。本編とは関係のないリアルの話でございますが、まことになんと美しかったことか!(と言わずにはおられないのです


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タグ : 正解するカドKADO:TheRightAnswer

2017/05/28 15:58 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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