「正解するカド KADO: The Right Answer」第6話

【テトロク】
カド。巨大なサイコロと化す

「ワム」の作り方を公表した日本政府。その余波が懸念されたが、まだ作成に成功したものはほんのわずかであった。従って世界経済に影響を与えるほどのものではなかった。そんな中、羽田を占拠していたカドの移転問題が浮上。空港をこのまま閉鎖していてはそれこそ甚大な影響がある。協議の結果、それは狭山湖に決定したのだった。

ワムの作り方にはコツがいるそうで、どうやらそれは「異方」の感覚を理解した者ならば可能だという。それは子供の方が適しているそうで、だからこそ優秀な科学者でありながら子供の感覚を持った市縄博士が適任だったというお話。まあ要するに、脳みそが柔らかい方がマスターし易いということですね(笑)

ただザシュニナが言うには真道は誰よりもその感覚に長けているというのですね。何故なら彼こそが最初に異方と接触した人類であり、その際に異方の最もプリミティブな部分に触れた・・・といったところでしょうか。

これはどこかで語ろうと思っていてすっかり期を逃してしまった話なのですが、第一話で真道がザシュニナとファーストコンタクトした場面。あのとき真道は異方によって脳内をスキャンされたような雰囲気があったのですよね。恐らくはそれが影響して真道は異方の感覚を身に付けたと言えるでしょう。

それは異方の洗礼を受けたとでも言いましょうか。言葉を超えた何かでザシュニナとコミュニケーションを取ったことによって、真道は異方の方へ少し近づいたのだとしたら。ザシュニナをして「異方と人間の中間的存在」と言わしめるのは、そう言った深い相互理解があってからこそなのだと思います。

さて後半はカドの移転する様子を壮大なスペクタクルで描く実況中継と言った感じで展開。旅客機の最後の乗客を解放したあとにそれは実行されました。あ、最後は真道さんの相方である花森瞬でしたね。どうもお勤めご苦労様でした。そしてまたすぐ早朝から頑張ってください(笑)

カドはサイコロのように転がるんですね。移動するには地上にカドのどこかが接触していることが望ましい。そこで転がして行くと。

その際、カドを調整して地上の物体が取り込まれないようにするのだそう。ただ生物には多少影響があるかも知れないので避難しておく必要がある。更に念を入れる意味で真道が提案したことがありました。カドの「角」だけで移動できないか?というのがそれ。

つまりザシュニナの案だと「面」で移動するため設置面が大きくなってしまう。それを四角の角だけ、要するに今度は「線」で移動するという話です。そしてなんとそれが可能であると。

これはちょっとした一大イベントとなりました。地上を転がりながら移動するカドの様子はなんだかお祭りのようでワクワクするものがありました。この感覚はエリック・マコーマックの「刈り跡」という作品に感じたワクワク感ととても似たものがありました。

SFの醍醐味はこうしたヴィジュアルの壮大さもひとつの魅力としてあると思うのです。一見あまり動きのない作品ではありますが、こういう形で見せてくれたことはとても新鮮でした。

移転が無事に済んだところでザシュニナが真道に問うた場面。

「君はいつから寝てない」

はっと気づかされる真道。そう彼はここしばらく眠っていなかったようなのです。実はこれも異方存在と接触したことで真道の中の何かが変わってしまったことを示唆する事実であると言えます。

「私は次の段階へ行く」

こう宣言したザシュニナ。今度は人類全部が「眠らなくていい」体質になると言っているようです。これが人類を「推進」させることのひとつなのでしょうか。

となると次に来るのは恐らく「食事」ではないかと思うのですが。「睡眠」と「食事」これがあるからこそ人類は先へ進めない。私個人もそう考えています。みなさんも「光合成が出来ればいい」と思ったことがあるはずです。

しかしそれがあるから人間は楽しいとも言える部分がある。これらの欲求を抑えること。それが人類推進への重要なファクターであるということでしょうかね。

久しぶりの休暇で真道が実家の母に会いに行った話の後だけに、余計にインパクトのある話になりました。


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : 正解するカドKADO:TheRightAnswer

2017/05/14 22:53 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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