「正解するカド KADO: The Right Answer」第5話

【ナノカ】
とっておきのレシピは

ワムの即時提出を求める国連。その回答期限が迫るなか、日本政府に決断に注目が集まる。国民の世論は「提出」に傾いている。軍事行動を含んだ決議決定。誰も世界と戦争などしたくないのだ。そこで真道とザシュニナは新たな「方策」を提示する。

ザシュニナは総理と直接対話を行い、新たな方策があることを示唆しました。ただしそれには真道を待たなければならない。真道は市縄博士に会っていて、ワムの研究を手伝っているところ。この短時間で何が分かるのでしょうか。しかしそこから気付かされたのは実に意外なことだったのです。

ザシュニナが国連の対応に納得がいかないのは、ワムを人々から取り上げるような真似をすること。そして恐らくこれを巡って争いが起こるであろうことでした。ワムの奪い合い。事態はそのように発展することを分かっていたのですね。

しかしワムの意義とはそもそもそう言うことではないとザシュニナは言いました。この辺りの説明、感覚的には分かるのですが言葉では上手く説明できないところがあります。もちろんワムならずとも、何かを奪いあうというのは健全でないことくらいわかります。

ただワムとはそもそも「奪い合う」ものですらない、というのがザシュニナの主張なのではないかと思います。それは無尽蔵に製造でき奪い合う必要すらないと言う意味と同時に、もっとこう観念的な意味もあったように思います。例えばワムは「空気」のようにどこにでもあるのだからそもそも・・・と言った風に。

時の総理はこれに深く賛同し、ザシュニナの希望を実現するために協力する姿勢を見せます。

「ワムが全人類に行き渡ること、それが<正解>です」

ザシュニナが望むこと。それが自身の口から語られました。しかしこれだけが彼の目的なのでしょうか。これを第一段階として、更に段階的な形で<正解>を求めてくることも考えられます。

正解し続けること。それはまた思考し続けることでもある。だとしたらザシュニナが人類に求めることは際限のないことなのかも知れません。

さて市縄博士の研究が遂に華僑を向かえました。それは実に意外なことでした。研究の成功を受けて緊急会見が実施。事実上、これが国連に対する日本の回答となる。ここで研究結果の発表を行った市縄博士。事前のアナウンス「録画、拡散、上等です」と言及があったこと。その意味がここにありました。

ワムが全て国連へ提出されることが発表され、ここまでは定石通り。そして始まった市縄博士の答弁。

「ワムは異方と同じ形状だからそのエネルギーに触れる。だからエネルギーが流れてくるんです。コツはいりますが、はいこの通り!これがワムの作り方でしたw」

博士が紙で造っていた何か。なんとそれが「ワム」になったのです!

材質ではなく大事なのは形状。要するに鍵と鍵穴のようなものと捉えて良いのでしょうかね。同じ形状なら通る。理屈としてはそう言うことなのでしょう。しかしこれには本当驚きました。まさかワムが簡単に造れてしまうとは。ただ折り紙のテクニックが必要なようですが(笑)

これに驚いたのは国連も同じ。ただ彼らの場合は、この事態が何を招くかということ。この発表によって世界は間違いなく変わってしまう。それは全く予想が出来ないことになるだろう。経済の崩壊、あるいは戦争。やはりワムは人間が手にするにはまだ早いテクノロジーであったと後悔する日が来るかも知れない。

しかしそれでも尚これを公表したのは、日本国首相の並々ならぬ覚悟の表れであったと言えます。本当の革命を目指して・・・。しかしなぜ首相がここまでザシュニナに傾倒するのでしょうね。もしかしたら首相のこれまでの人生にその理由があったりするのでしょうか。

さて人類はこれからどこへ向かおうとするのか。異方は到底人間に理解できるものではない。しかし受け入れることは出来るのではないか。ただそれすら出来ない信仰の篤い人々もいるでしょう。宗教という意味ではなく、自分たちの価値観に絶対的信頼を置く者たちが。

それらを失うことは確かに恐ろしいことでしょうが、人類が「推進」されるためには捨てなければならないことなのかも知れない。しかしながら、これをどうするかを選択するか否かではなく、それを選ぶしかないという段階まで人類が既に追い込まれているのだとしたら。

非常に面白い回でした。正にセンスオブワンダー。市縄博士がワムを作るシーンは何度見ても痛快でございました。これとは別の意味で面白かったのは、博士が初めてザシュニナと対面した場面。

異方を通して「腕だけ」で接触してきたザシュニナ、その「腕」いきなり博士がかぶりついたのですね。私は思わず「それは恵方と異方を間違えてやしませんか?」とツッコんでしまいました(笑)

それと言ったら新潟弁ならば「い」と「え」の区別が明確でないのであり得ない話ではない(いやないでしょうw)犬を「えぬ」と発音したり、ときには家が「ええ」になることも。まあイントネーションで判断するのですがw

「異方を宇宙の外側に向かってほおばると健康になる」と博士が思ったかは知りませんが(笑)そんな突飛な行動をする博士がとても可愛らしいのです。

ところでサブタイトルの「ナノカ」って何だったのでしょう。国連への回答期限が「7日」だったとか?


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : 正解するカドKADO:TheRightAnswer

2017/05/07 22:31 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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