「正解するカド KADO: The Right Answer」第4話

【ロトワ】
ワムは誰のもの?

異方から無尽蔵のエネルギーを供給する装置「ワム」を巡る国連安保理の決議が決まった。日本政府はただちにこれを提出し、以後その管理は国連で行うと。これに対し、国連の決定はザシュニナの意志に沿わないと考えた真道は答えを保留する。その間に国連は権限を発動。強制執行に移る構えを見せる。

便利なことは良いことだけれど行き過ぎると問題となる。そもそも「ワム」が安全なものであるかどうかという議論があり、そして仮にこれによってエネルギー問題が一気に解決となると、それはそれで不都合が生じてしまうのが今の国際社会の仕組みなのである。

独り占めダメ!ぜったい!

国連決議の裏側には日本がワムを独占する可能性に対する懸念が見え隠れしているのは間違いないところ。これが産業廃棄物あるいは核廃棄物を一手に引き受けますよ!ということなら「どうぞ!どうぞ!」となるのでしょうが。

人間とはかくも利己的。国などと言うものは所詮、利権を主張してやまないただの山師の巣窟と言ったところでしょうか。ある意味では、「ワム」を提示したことによっておこる事態について順調に(?)問題を山積していると言った感があります。

「ワムを国連に渡してもみんなにはいきわたらない」

このような国の在り方を戒めるような言い方をしたのはザシュニナでした。彼によれば「国が権威を持ち過ぎていると」元を質せば集団生活の保証を約束するのが国であり、そのために構築されたシステム自体は見事であると。しかしいつしか国が国民から乖離した状態になっている。とまあ、ザシュニナの意見をまとめるとこうなるでしょうか。

ザシュニナの考えることはごく単純なものなのでしょう。「みんなにワムを分け与えたい」しかしここに「国」が絡むと事態が一気にややこしくなる。こんな簡単なことがなぜ実現できないのか。それが国際社会の仕組みであり、愚かな一面であることを暴露する。

日本国首相がやけに物分かりが良いことに違和感があるものの、「カド」を目の当たりにした当事者としてそのインパクトに影響され、ここに理解を越えたザシュニナに対するある種の共鳴のようなものを覚えたとしても無理からぬものがあるでしょうか。

考える以前に「感じて」しまった首相だからこそ、ザシュニナの最大の後援者として準じる構えを見せたと言い換えても良いかも知れない。もっとも、事実上の人質を取られているという側面はあるのだけれど。

日本と国際世論との温度差は、既成事実として「カド」が存在するか否かと言った点に集約されるようにも思える。日本はもはや「カド」とザシュニナを信じるしかないからである。

日本政府に「覚悟」を求めるザシュニナ。人類発展の礎として日本が果たすべき役割の重要さが問われている。


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : 正解するカドKADO:TheRightAnswer

2017/04/29 23:59 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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