「昭和元禄落語心中 ~助六再び篇~」第4話

【第四話】
満を持して

スキャンダルを乗り切り、過去を清算した助六は、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの真打となった。

テレビで見ねぇ日はねぇってくらい、すっかり有名人になっちまったってわけだい。

だが、それでも寄席にはちゃんと上がる、巡業はこなすで庶民のスタンスも忘れねぇ。

世間が助六を愛すのは世の理だと、そう断言して差し支えねぇほど、その名は浸透して行ったのでぇやんす。

でっかくなった小夏の子は、毎日学校帰りに寄席による。名義上のおとっつぁんである助六の高座を見るためである。

倅の声が響く賑やかな楽屋。しかしこれをやかましいと諌める師匠、八雲。

だが「今度、寿限無を聞かせてやる」と言ったその顔は・・・、まったく!

そこら辺にいる普通のじっさまの顔そのものだったってぇんだから、人は歳を重ねると変わるって言葉は、頑固な八雲師匠にも当てはまる真理だってぇわけかい!

倅が通う幼稚園から高座の依頼を受けた助六。もちろん快く引き受けた。ところがそこで助六にはある思惑があったんだ。

「姉さん、寿限無できるだろ?」

助六がテレビでやったのが大反響。いまや子供たちに大人気の演目となった「寿限無」。それを自分の代わりに、姉さんにやらそうってんだから、一体なにを考えていることやら。

落語とは男の仕事。

そんな思いが、小夏を落語から一歩引かせた立場に置いていた。しかし本心では・・・

「つきまてぇは・・・」

と始まった高座。

「シンちゃんのママだ!」

そこに鎮座ましましていたのは、小夏であったというあんばいにて。

高座で一席ぶつという快感。ガキンチョら、大はしゃぎ。

正に「マン」を持してと言ったところか・・・。おっとぉ!感動の場面でちゃちゃ入れるなんざ!こいつぁ、失礼いたしやした(笑)

これが落語。これが助六のいる世界。そして・・・

これが父が歩んできた道なのである!

この名場面。あっしはもう涙で前が見えねぇ!

人を笑わせること、人を感動させることに男も女も関係ねぇ。

これが何か助六を触発したようなしないような、そんな感覚があったようななかったような寿限無じゅげむ・・・すいぎょうざの?ちんとんしゃんと、え~っと・・・なんだっけな?

新作落語を諦めない樋口先生。今夜もやたらと八雲師匠に付きまとう。

落語を飛躍させたいのか、それとも八雲師匠を陥れたいのか。真意のほどが読めなくなって来た。


@ムハンホウちぇっそ@
にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

タグ : 昭和元禄落語心中

2017/01/28 21:39 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
FC2 Blog Ranking