「昭和元禄落語心中 ~助六再び篇~」第1話

【第一話】
またひとつ、お付き合いのほどを。

再び始まりやした落語の宴。先ずは与太郎による前回のおさらいから御高説願いやしょうか。

あんなこともあった、こんなこともあった。ああ、そうだった。へぇ、そいつぁ驚いた!

などなど。もろもろ。

第一期も相当に根詰めて見てたはずなんですが、一年という月日は短ぇようで長い。すっかり抜け落ちちまった記憶も少なくはなかったってぇ次第で。

与太郎が三代目「助六」を継ぐって話があり、誰の子かわからねぇ子供を産んだ小夏を、子供丸ごと与太郎が引き取るってぇ話もあり・・・

そして時は現代!ってぇ言っても、どうやらバブル期らしいんですがね(笑)

真打となった与太郎がめでたく「助六」を継ぎ、そしてそのお披露目(おしろめ)の講演が執り行われるってぇ場面に移るわけですぜ!

あれから十年。前期の話を引き継いだ展開が続くのでござい。

小夏もようやく「助六」の申し出を受け入れ・・・はぁ。まったくこのツンデレ娘と来たら。うれしいなら始めからそう言やぁいいんだ。
まあそれもこれも、押しの強い助六のモーレツアタックに気圧されてのことってぇのもあるんだが(笑)

これで問題のひとつは片付いた。ところがここでまた新たな展開を向かえることとなるわけで。

助六が知り合った樋口という男。どうやら有名作家らしい。

かつての「助六」を知っていると言った樋口は、与太郎の助六をいたく気に入ったらしい。

そこで新作落語を作らないかと申し出てきた。

落語の過去、現在を振り返り、そして将来を見据えるならば新しい息吹は必要だというお話。

樋口先生の想い。落語に賭ける気概に助六も共感したのであるが、なにせあのおっかねぇ師匠の手前、果たしてそんなことを許してもらえるかってぇと話は別になる。

とまあ、恐る恐るお伺いを立てたところ、もう真打なんだから勝手にしろと。ついでに小夏とのことも断ってみたところ、こっちもまた「あたしに断ることじゃなし」と。

八雲師匠としちゃあ、手間の掛かったせがれがようやく一人前になってひと段落。子供ひとり育て上げた安堵で、あとはもう野となれ山となれの気分だったに違ぇねぇ(笑)

しかし助六にはひとつの想いがあった。

十年前、八雲師匠と交わした三つの約束。

八雲と助六の落語を全部覚える。師匠より先に死なない。落語の寿命をてめぇが伸ばす。

これを実現するために助六が提案したことは、また同じ家で師匠と暮らす。つまり「家族」になろうって腹でございやす。

ずっとそばにいれば師匠の落語も自然と覚える。そんで師匠の体調なんかもつぶさに見ることが出来るんで、いつくたばるかどうかわかるって寸法だ。そりゃたしかに一石二鳥だ!

冗談はさておき。

あの樋口先生が言っていたことで気になることがある。八雲が弟子を取らなかったこと。これが今の落語界現状を作り出したと。

つまり後継者を育成しなかったせいで落語の衰退を招いたというわけ。

まるで落語を滅ぼそうとしているかのような。

八雲お得意の演目「死神」。それが落語にとっての「死神」となっていたことはなんとも皮肉なことじゃあ、ありやせんか。

「落語なんて穢れる前になくなればいい」

落語との心中を決めた。八雲の口から聞かれたのは、なんとも退廃的な言葉でございやした。

助六に尋ねて八雲はいう。

「お前さんはなぜ落語をやるんだい」

この問いに、まるで待ってました!とばかり口を開いた助六・・・

「落語のためでござい!」

これが助六の答え。

落語と共に消えようとしているかの八雲に対し、落語を背負って立とうとしている助六。

ついでに師匠もおぶっていくから、落語とおいぼれまとめてオレが面倒みてやらぁ!

助六からはそんな気概を感じ取った次第でございやした。

そういや、二代目助六もおんなじような性格でしたな。

代々受け継がれる「イズム」。八雲にとっちゃ、死神とおんなじくらい切っても切り離せない因果な結びつきだと言わざるを得ませんな!

ああ、ご愁傷様・・・

お後がよろしいようで!(ぇ!?


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : 昭和元禄落語心中

2017/01/08 16:11 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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