「ユーリ!!! on ICE」第12話 最終回

【超超超がんばらんば!!! グランプリファイナルFS】
私を表彰台のてっぺんまで連れてって!

「ファイナルで終わりにしよう」

コーチとして指導してくれたことを労い、そしてグランプリファイナルをもって引退すると告げた勇利。

それは確かにヴィクトルとの最初の約束だった。しかしこれは実質、別れの挨拶も同然であった。

「泣いてるの?」

涙を浮かべたヴィクトルの顏を除き込んだ勇利。すると

「怒ってるんだよ!」

ヴィクトルは答えた。

あまりに自分勝手な決断。例えば、遠距離恋愛になりそうなカップルがいて、自分の夢のために上京すると言って博多発の新幹線に乗り込むときに、彼氏が「俺はここから君の夢を応援するよ」と言って送り出す。だけどそれは実質的な別れ、君はがんばれ。俺は地元にいる。なんかオレ分かってる風に言う自己満足の言葉に聞こえなくもないというお話。

……。

なんだこれ。こんな痴話ゲンカにオレタチ視聴者は付き合わされているのか・・・!

いやぁ・・・きゅんと来た!(きちゃったのかよ

「泣いてるの?」「怒ってるんだよ!」このくだりがいいじゃないですか。

勇利は物分かり良い子ちゃんなのだけれど、そこがダメなところでもある。ヴィクトルが求めていたのはもっと勇利にわがままを言って欲しかったってこと。

だからこのときヴィクトルが発した心の叫びは「空気読んじゃねぇよ!」だったでしょうねw(アバンだけでものすごい妄想力だなオレ

もうこのシーンだけでお腹いっぱいのワタクシがおります!(まだ本編始まってすらいねぇ!

スペインはバルセロナで開催のグランプリファイナル。先ず出走したのが「JJ」ことジャン・ジャック・ルロワ!ショートではミスが響いていまさかの最下位スタート。このフリーで挽回なるか!と言ったところだったのですが・・・

ショートの後で完全に心が折れてしまっていたようです。「どうしたらいいかわからないんだ!」コーチである母に当たってしまうJJ。
今の彼は翼の折れた「JJ」(ぇ

挫折のキングが最後の力を振り絞る。その姿は正に悲愴。こんなにもエモーショナルなJJの演技は初めて見る。それが心を打つのです!

その甲斐あって得点は健闘しましたw 最後はJJらしい感じでポーズもばっちり!よかった!

お次はピチット・チュラノン!

タイの奇跡。快挙!そんな風に言われるピチットちゃんには夢があったのです。

「タイでスケートショーをやる!」

タイのみんなにスケートの楽しさを伝えること。自分の夢、それがみんなに夢を見させることだなんて、ピチットちゃん、ほんと清々しい青年だ!おいらも夢見ちゃったよ!

そしていよいよ勝生勇利の番が回ってくる!

「勇利なら金メダル取れるよ」

送り出すヴィクトルの言葉がやさしい。しかしこれでは彼らしくないのです。

「今さらコーチらしいこと言わないで」

「それじゃあ・・・このオレがコーチしてやってんのになんで金メダル取れないの?いつまでも予行演習やってないで本気出してみなよ」

この2人のやり取りがそりゃもうニヤニヤだったのですw(そこかっ

これが彼らなりのコミュニケーションのやり方。すっかりお互いのことが分かっているからこそ、ここまで忌憚なく物言いが出来るのだと思うんです。

以心伝心。ツーと言えばカー。身も心も捧げ合った2人だからこそできる芸当。これがね、いいんですってば!(落ち着け

「ノーミス以上の演技」

勇利が目指したのはヴィクトルの後景。それはただの後追いではない。ヴィクトルに対するリスペクト、そして大きな感謝。

「ボクの中にいるヴィクトル」

勇利はそれを最高の精度でもって再現しようと最後まで挑戦した。

結果はノーミス。そしてヴィクトルが残した世界歴代最高得点を更新したのでした。

「コーチ冥利に尽きる」

コーチとしては最高のご褒美と言えるけど、「競技者として」はおもしろくない(笑)それがヴィクトルの正直な気持ちでありました。

どうやらこれでヴィクトルは選手に戻ることを決意したらしいですよw

さて続いてはクリストフ・ジャコメッティがリンクイン!

ヴィクトル不在のいま、自分に優勝のチャンスがある!並々ならぬ想いで挑んだフリーでしたが・・・最初のジャンプのミスが響いてあえなく、と言ったところでした。

にしても、さすがはセクシーカナディアン。試技のあとはもう完全にイキきってるよね、クリスは!オイラももうびしょびしょさ!(こらこら

残すはあと2人。カザフのオタベック・アルティンが登場です!

オリジナリティとはなにか?それがオタベック・アルティン!

コサックの魂を燃え上がらせ、かつ静謐ともいえる静かでありながら熱い演技でもって完璧な演技を終えたのでした。

そしていよいよ最後の演技、ロシアのユーリ・プリセツキーがリンクに舞い降ります!

ある意味でユリ男は2人の男に裏切られたと言えます。

ひとりはヴィクトル。ロシアの皇帝、絶対王者として君臨した最高のスケーター。自分はその跡を継ぐものと思っていた。しかしそんなユリ男の想いをよそに彼は日本へわたり、引退すらささやかれるスケーターのコーチになった・・・

もうひとり勝生勇利。なんかコイツやんじゃん?とせっかくちょっと認めたのに、当の本人はガラスメンタルの頼りないヤツ。こんなヤツにオレはライバル心を抱いたってのか?

そしていま、ヴィクトルは勇利のコーチになっている。コイツにそんなポテンシャルあるのかよ・・・!?

オレを捨ててまで童貞のイポンスキーになびいたヴィクトルに失望し、勇利に対しては嫉妬し、もうおまえら!おまえらなぁ!!と言って悶えているユリ男を想像して辛抱たまらん感じになっているワタクシがおります!(おいっ

弱冠のミスはあったものの、気迫あふれる演技で滑りきったユリ男。君はどこまでも美しかった・・・

果たして勝負の行方は!?

僅差でユリ男が金を獲得。勇利は・・・惜しい!銀メダルに終わりました。

しかし、ということは?

「金」取れなかったから、ヴィクトルがコーチ継続!?

勇利の正直な気持ちとしてはそうだったのでしょう。でも競技者としても復帰して欲しい。さすがのヴィクトルも「両立は難しいな」と。
だけどそこは「おねだり」しちゃえばオッケーさw

もっとわがままに。「ほしい」と言えば、ヴィクトルはそれを与えてくれるのです!


<総評>
いやはや。感想が遅れてしまいまして申し訳ございません。単純にね録画を失敗しまして(メモリが足りなかった)一度見逃すとなかなか見る機会がなかったりするものでして、よもや年末までもつれるとは不徳の致すところでございました。

気を取り直して!

改めて述べるような感想もないのですが(笑)とにかく最高でしたw

スポーツものとしてはもちろんのこと、恋愛ものとしても(ぇ

きゅんきゅんしました(だからっ

ある意味で全てはヴィクトルから始まった物語であったと言えます。フィギュアの頂点に立ち世界を作ってきたヴィクトル。その彼が栄光を投げ打って日本へ渡りコーチになった。

そこまでしれヴィクトルが入れ込んだ選手、勝生勇利にいったいどれほどの価値があるのか!?と。なのでまあ勇利としては余計な注目を浴びたぶん、ありがた迷惑だったとも言えますが(笑)

これまで憧れでしかなかったヴィクトルとの交流の中で、勇利が自分を認め、自信を得てどんどん変わってゆくのがとても印象的でした。

そう。勇利が実力をつけて成長していったというよりは、彼が本来持つ力が出せるようになったことに大きな意味があったと思うのです。

それを引き出したヴィクトル。「君は金が取れる、取れる」と言い続け、勇利よりも最初に彼を認める存在になったこと。

「俺がいるから大丈夫」

勇利にはそう言ってくれる人が必要だったのですね。

更には地元民たちのバックアップがあったことも忘れてはなりません。勇利もそうだし、ヴィクトルを追って日本へ来たユリ男もまたその恩恵に預かったと言えます(笑)お陰ですっかりかつ丼好きになったしね!

彼らのバックグラウンドにあるもの。それがまたひとつのドラマを形成していたと思います。ある選手においては恋愛のもつれだったりしましたが(笑)

ストーリーとしてはとんとん拍子だった気がしますが、作品の性質上、大きくテンプレをはずすものではないでしょう。だからこれで良いと思いますw

ほんとに楽しい作品でした。あんなシーンなこんなシーンで毎回、悲鳴のように「きゃ~」と叫んでしまったワタクシがおります(どんだけ

たっぷり堪能しました。お腹いっぱい、胸もいっぱい!

私の心のリンクでいつまでも彼らが舞っていることでしょう。

ロシアより愛を込めて。

スパシーバ・バリショイ!!!


@ムハンホウちぇっそ@
にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

タグ : ユーリ!!!onICE

2016/12/31 20:04 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
FC2 Blog Ranking