「響け!ユーフォニアム2」第13話 最終回

【はるさきエピローグ】
言っておきたいこと

卒業する3年生。吹奏楽部でもお別れのイベントが催される。最後にみんなそれぞれの想いを語り合う。だけどそこにアスカ先輩の姿はなかった。探しに向かった黄前久美子は、ようやく見つけた先輩に思いのたけをぶつける。

「ああいうのは苦手」

と言ったアスカ先輩は、やっぱり最後まで喰えない人でしたな(笑)いやいや、やっぱ自分のキャラってものがありますから。それが崩れるような姿は見せたくないということでしょうか。今では意外と「人情」があるってわかってますからw

当初はアスカ先輩が苦手だった黄前久美子。ただ同じユーフォ奏者としては尊敬できる存在だったと言えます。実力があり憧れの先輩ではあるけれど、だからこそ先輩の言動にどこか不安を覚えていたのでしょうね。

ときにエゴ剥きだして他人を蔑む言葉を吐く。その存在感ゆえ影響力があることが余計に不安を駆り立てたと言えましょう。かっこいい。あんな風になりたい。だけどあの言葉の数々、果たして信用して良いものだろうか・・・

「だって今は大好きですから」

別れが寂しいと言った黄前久美子。これが今の彼女の本心なのですね。

アスカ先輩の家へ訪れたあのとき以来、2人は本音で語り合うことが出来るようになったのでしょう。それはアスカ先輩から以前のようなトゲトゲしさが抜けたように見えることにも示されていたと言えます。

「これあげる」

と言ってアスカ先輩から手渡されたノート。それは先輩のお父さんのノートでした。こんな大事なもの・・・と言った黄前久美子でしが、アスカ先輩はそれを彼女に託すと。

「響け!ユーフォニアム」

ページを開くと楽譜と、曲のタイトルが書かれていました。

アスカ先輩がいつも吹いていたあの曲、それが作品にタイトルだったのですねw


<総評>
ここで持って来たか!ですねw

2話くらい前のサブタイに「ひびけユーフォニアム」と持って来ていたので、あれ?早いなと思ったのですが、最後にこんな演出が待っていたわけですな!

非常に甘酸っぱい。だけど恋愛のそれではなくて、青春のほろ苦い悲喜こもごもにかかるものである。これはそんな物語だったと思います。

とにかくなにかモヤモヤしている。ときにそれが晴れるのだけれど、また新たな問題に直面してしまう。これが大人だったら「ニコニコ現金払いで後腐れ無し!」と文字通り現金な円満解決を望むところですが、お金では決して解決できないのが「青春」ってヤツなのです。

そう、これはどこまでも青春していた物語だったと言えます。だからもうやきもきしてしまう(笑)だからこそ、そんなに初々しくて切なくて、あがいてもがいてどうにもならなくなってしまっている彼らが大変愛おしく思えるのです。

少年少女たちのリアルで生々しい実態を余すことなく伝えた原作、そしてそれを繊細な筆致で描き出して見せたアニメーション。それはどこまでも「苦しい」物語であったかも知れない。だけどそれ故に心に「響く」物語であったと言えるでしょう。

このところテレビシリーズで迷走(?)していた京アニにおいては、正に起死回生の1本だった・・・と言っては失礼かw

とても楽しめたアニメで、青春っていいなと改めて実感させてくれた物語でありました!


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : 響け!ユーフォニアム

2016/12/30 14:39 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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