「うどんの国の金色毛鞠」第12話 最終回

【かけうどん】
宗太、大好き!

ポコの正体がついに公に!?花火に驚いたポコが人前でシッポを出してしまったのだ。

約束をやぶったと思ったポコは、もう一緒にいられないと逃げ出した。

追いかける宗太。つまづいて転んだ宗太に気付き、ポコが駆け寄ると・・・

不思議な力で過去の出来事を見せてくれたポコ。

父と残念な別れ方をし東京へ出て行ってしまった宗太。そんな自分を父はどんな風に思っていたのか。

宗太がそこで見たのは、東京へ出て頑張っている息子を認めていた父の姿であった。

父が嫌いだから出て行ったのではない。父のようになりたいから、夢を追いかけて行ったのだ。

それを伝えられなかった。あのときもっと父と話をしていれば良かった。宗太の胸にあの日の悔恨が甦る。

だけどポコが見せたかったのは、お父さんはちゃんと宗太のことが好きだったよということ。

そして自分も宗太が大好き。自分を助けてくれた宗太が大好き。ポコは高校生のとき宗太が助けた狸だったのです。

「これからもずっと一緒!」

そう言ってポコは見知らぬ場所へと行ってしまったのでした。


<総評>
ポコはつまり、宗太に父の気持ちを伝えるためのメッセンジャーだったのですね。

化け狸とは、ときに人間の姿となって永遠と思えるときを過ごすモノノケである。ではなぜポコが化け狸となってしまったのか。

それは宗太と父との間にあった親子の絆、その愛情の深さがもたらした奇跡であったのではないかと思うのです。

どこまでも優しい親子。ポコがそれが好きだったのでしょう。

だから宗太が出て行ったとき、親子の間に生じたわだかまりを解消したかった。そんな想いから人間の姿となって宗太の前に現れたのではないか。

ポコはそんな親と子を導くための案内役だったのだという気がいたしました。

そして今やその役割を終え、本来の寿命をまっとうするに至る。

なんとも刹那的な儚い物語であったことでしょう。ポコがね、ほんと健気で泣けてきます。

これは親子の物語であり、同時に故郷を想うお話であり、そして自らのアイデンティティを作確認するストーリーであったと感じる所存。

自分が生まれた場所はもちろん、一時的に住んだ場所であったり、お世話になった職場であったり。つまり自分が辿って来た道のどれひとつとして恥ずべきものはなく、これが自分を形作って来たのだと、ある種の覚悟に至るまでの道のりだった気がします。

ポコとの出会いがあり、そして宗太は故郷である香川で暮らして行くことを決意したことが、それを物語っていたと言えましょう。

なんだかひさびさに癒されたと言いますか心洗われるお話でございました。ポコがほんとカワイイし、やさしい物語に日ごろの疲れが吹き飛ぶ思いでありました。

ただ最後のエピソードで、狸だったころのポコを宗太が助けた場面。瀕死の宗太を見て一瞬頭をよぎったのが、「もしかして宗太は今でも植物状態で、今までのこと全ては宗太が見ている夢だったのではないか!?」という恐ろしいオチが来たと思ったこと(笑)

幸い宗太は軽い脳震盪程度だったようですが、ここまでの良い話を無しにしないで~!と思わず悲鳴を上げそうになったワタクシがいたことを告白しておきますw

そんなわけで!またどこかの畑からポコがひょっこり出てこないかなぁ~と期待しつつ、このアニメの感想を終えたいと思います。

ポコ大好きだよ!


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : うどんの国の金色毛鞠

2016/12/26 21:08 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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