「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第34話

【ヴィダール立つ】
美しき復讐の仮面

鉄華団とギャラルホルンが交わした密約がテイワズ幹部の知るところとなりました。これが「抜け駆け」と見なされても仕方がない。そこでオルガの兄貴分である名瀬が組長・・・いや。総帥と言った方が良いですかね(笑)そこへ筋を通しに行きました。

物語のテンプレを任侠の世界に置いているオルフェンズのこと。このような「いかにも」な場面が挿入されることが多いですね。家族であること、ファミリーとしての組織を描くこの作品らしい趣向ではあります。

しかし家族とは決して優しいだけのものではない。ときに厳しくあるもの。それは守るべき最後の一線を死守するためである。「俺におやじは裏切れない」オルガを一喝した名瀬の言葉は、自分の「家族」と言えるテイワズに対する彼なりの筋の通し方だったのだと思います。

さて、ギャラルホルンのラスタル・エリオン陣営で動きが見られました。謎の鉄仮面ヴィダールの機体が用意されたのです。これまで待機状態だった彼が遂に戦場へ。なぜ戦うのかと問われ「復讐のため」と答えたヴィダール。しかしその戦い方はあまりに洗練されており、ある意味では「美しい」とさえいえる軌跡を描いていたのでした。

もっともヴィダールの正体は既に周知であることは確かですが(笑)だから分かるわけですが、その素養の高さは隠すことは出来ないと言ったところでしょうか。そして「復讐」と言っておきながらも、その胸に抱いているであろう野望にもまた、気高き精神が宿っていると伺えるもの。

機体に自分と同じく「ヴィダール」と名付けたこと。機体とひとつになり、自身を捨てさるとでも。と言ったのはジュリエッタでありました。確かにそのような意味もあるでしょう。しかし「彼」がバルバトスと戦ったことを考えると、明らかに「阿頼耶識システム」を意識していたようにも思えます。

だけど「ヴィダール」の動きは阿頼耶識システムのそれとは弱冠趣きを異にしていたようにも感じました。機動性については阿頼耶識を思わせる敏捷性があったと思いますが、直感的に動かす阿頼耶識に比べるとヴィダールは理路整然とした動きに見えたからです。

うむ。この作品における「シャア的存在」がマクギリスにではなく、このヴィダールにこそ当てはまることが今回の話ではっきりした感があります。

そしてその頃マクギリスは、許嫁となる幼女を膝に抱いて壮大なロマンスを語っている。彼が「変態」と呼ばれるゆえんがここにある!(言わないで


@ムハンホウちぇっそ@
にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

タグ : 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

2016/11/27 19:17 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
FC2 Blog Ranking