「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第32話

【友よ】
タカキの決断

戦闘は熾烈を極めた。ガラン・モッサの指示によりギャラルホルンの「型付き」退治を命じられるタカキとアストン。それはマクギリスの乗る機体だった。そうとは知らないタカキは「いつものように」攻撃を仕掛ける・・・が、マクギリスの反撃に遭い危く致命傷を追うところだった。代わりに、そこに割って入ったアストンが犠牲となる。

ヒューマンデブリだったアストンは虐げられて生きる暮らしの中で、自らの感情を押し殺す術を身に付けていたのでした。それはつまり人であることを捨てる意味があったわけですね。

それが鉄華団に入り、タカキと行動を共にすることによって人間らしい感情を取り戻すに至った。かつては生きることに執着がなかったアストンが、今では「死にたくない」と思うに至る。

最期にそう思って死ねたこと。間違いなくこれは悲劇でありますが、アストンがそう思って逝ってくれたのが、せめてもの慰みであったと思いたい。

そしてこれを指揮したガラン・モッサは昭弘によって討伐されました。無謀な指示、そして何よりラディーチェとの裏取引があったこと。ついでに言えば、そもそもコイツ誰なんだ!?という疑心もあったかと思われます。まあその辺りについては後でまとめますが。

ラディーチェの暗躍が表沙汰となりました。これに詰め寄るユージンや三日月たちでありましたが、「これは地球支部の問題」として最後はタカキが判断を下すことになりました。

何よりタカキは自分が許せなかったのだと思います。こんな人間をのさばらせておいたこと、裏工作を見抜けなかったこと。そのせいでアストンが犠牲になったこと。初めての殺人。ラディーチェを射殺したタカキは、これを自らの責任としてこれから背負って行くのでしょう。

さてここで勢力図的なものを少し整理してみたいと思います。主にガラン・モッサって誰?という辺りについて。

ガランはいわゆる傭兵のようですね。そしてギャラルホルンの枢密院セブンスターズの一員であるラスタル・エリオンの傘下にいる・・・と言いますか、どうやら2人は友人関係にあるそう。つまりラスタルの信念を実現するために、実行部隊としてガランがいるという図式でしょうか。

ガランはかなりラスタルに心酔しているように見えました。でなければ、昭弘に追い詰めらえたとき、秘密を守るため最期自爆するなど到底出来たものではない。単に金で雇われた傭兵とは言えない信頼関係がそこにあったことが伺えます。

この辺り、以前の放送で私が見逃していたのでしょうかね。にわかに降って湧いた話に感じられたので、ラスタルとガランの関係の深さがいまいち伝わってこなかった。

それからラスタルに関して言うならば、彼は恐らく従来通りにギャラルホルンを運営して行きたいと思っているのではないか。そうなると、それを断ち切ろうとするマクギリスの存在が疎ましい。そこでガランに声を掛け、マクギリスに鉄華団をけしかけるという方策に出たという認識でよろしいのでしょうかね。

群像劇的でもあり、群雄割拠している状況でもある。各方面の思惑が複雑に交差する様は、いかにもガンダムらしい戦況を生み出している次第であります。


@ムハンホウちぇっそ@
にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

タグ : 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

2016/11/13 18:42 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
FC2 Blog Ranking