「亜人」第19話

【飼い犬は大変だな】
そのとき、永井圭は

米国国防省から来たダグラスとカーリーに捕らえられた戸崎を救うべく、下村泉はアジトへと戻った。そして永井圭らに事の顛末を報告すると・・・永井圭が下した決断はアジトを移転することだった。

これは囚われた戸崎が尋問を受け、アジトを暴露するかも知れないと危惧したからですね。つまり戸崎は助けない。目的のために最も効率的な行動を取る。これが永井圭の性質であり、戸崎が彼に最も期待を賭けていたのはこの部分だったと言えます。

ただ下村泉としては納得できない。自分と戸崎が交わした「亜人の脅威からあなたを守る」という契約がある手前これを反故にはできない・・・と言いますか、今やこの契約は口上でしかなく、戸崎へ思い入れる下村泉の「情」であるように見えます。

これを受けて下村泉の過去の回想が入りました。娘が「亜人」であることを知った父が彼女を売ろうとした。これで母と口論となり、家庭崩壊。結果は悲惨なものとなりましたが、もとより下村泉の父はろくでなしの男であったようで、なるべくしてなったとも言えましょう。

下村泉に「亜人」の疑いがあることをリークしていた戸崎は彼女に近づき、その再出発を支援する形で次自分の部下に向かえたという経緯がある。完全に弱みを握られる形となった下村泉は戸崎との絶対的な主従関係を結ぶこととなり厳しく扱われることとなった。

とは言え、最初、下村泉と接触した戸崎の様子からは現在のような容赦のない雰囲気はあまり感じられなかったのですよね。そこには明らかに同情の念があったように見えました。戸崎の心情に関しては未だ明白でないことが多い。そもそもあまり感情を表に出すタイプでもありませんし。

戸崎のやり方を見ていると、自分だけで全てを背負って立とうとするところが見られる。恐らくは堅物過ぎるほど根は真面目で、責任感のある男だからこそ自らを律し、それを周りにも強いて厳しくあろうとしているように見えます。本来は情に厚い人なのかも知れません。

さて、そんな下村泉の願いを無視しアジト移転の手続きを実行する永井圭。そんな彼を下村泉は力づくで制止しました。とは言え、これで永井圭が言うことを聞くわけではない。ただここで何を思ったのか当初とは宗旨替えし、戸崎救出へと向かうよう、作戦変更した永井圭の心境の変化とは一体なんだったのでしょうか。

「アメリカとの戦闘は佐藤と迎え撃つ前の良い演習になる」と言った永井圭でしたが、そこに本心がないことは明白な気がします。彼にもはやり戸崎を助けたいという気持ちがあったのではないか。しかしリーダーとしてそれは許されない。そこで下村泉の訴えを受け入れる形で戸崎救出への言い訳とした。とするのが真相ではないかと思うところ。

事実、これに反対するメンバーはいませんでした。恐らくみんなが戸崎を助けたいと思っていたのではないでしょうか。しかしあくまで優先事項は佐藤の討伐。戸崎の念願を叶えるためには、その代理であるリーダー永井圭の命令に従う他はない。ただし本心ではやはり・・・と言ったところがあったと思います。

オグラ博士の助言により国防省の連中がいそうな場所を特定。あと少しのところまで戸崎に近づくがあえなく逃げられてしまう。これを追う永井圭たち。連中はどうやらアメリカ大使館へ向かっているらしい。治外法権であるここに逃げられてしまっては手が出せなくなる。

戸崎の運命やいかに。


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : 亜人

2016/11/12 07:57 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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