「ブブキ・ブランキ 星の巨人」第18話

【蝶と死刑台】
あ?おい!なにをやっている一希東ぁ!?

脳が朽ち始めたことが原因で衰退の一途をたどることになったブランキ。しかしそれは人の脳で代替が可能であった。その研究結果をギーが知るところとなると、彼は代わりの脳を用意するよう命じた。それが薫子の首だった!

ブブキの完璧なコントロール。薫子の脳を接続することによってそれが可能になると。ブブキ、そしてブランキの根絶を目指すギーの非道さがこれまで以上に際立つ回となりました。

彼は更には、第二第三の薫子を作ろうと言うのでしょうか。まだ年端も行かない少女たちを囲って、恐らくはまた炎帝に乗せるための実験体を育成する様子まで映し出されるに至っては・・・。

薫子の望みはただひとつ。お父さんとお母さんに会いたい。それを叶えることを条件にして、ギーは薫子をがんじがらめにしていたに過ぎなかったのですね。人の弱みにつけこむ。これがギーのやり方なのでしょう。

救出されたものの炎帝から離れることによって再び衰弱してしまった礼央子。そんな彼女とアズマとの対話が実に印象的でした。

人を支配するためには恐怖でねじ伏せるのだ。そう言い放つ礼央子に対し、もっと違う方法があるんじゃないかと反論するアズマ。窓の外を眺めていた彼はそこであるものに気が付いたのでした。

現在フランスに逗留中のアズマたち。しかし窓から見える庭にいたのは普通フランスでは生息していない「蝶」でした。現在彼らがいるのは石蕗秋人が手入れをしていたという庭。ということは恐らく、その蝶は彼が持ち込んだものなのでしょう。

環境が違ってもきちんと面倒を見ればその地に定着することができる。それが自然の摂理であり、礼央子が見ていたものはただ人間の理屈に過ぎなかったということ。自然は恐怖では支配できない。愛情を傾けることで不可能を可能にすることができる。それが自然が自ら持つ力強さなのではないか。

アズマの行動によって礼央子はそんな事実を思い知らされた、そんな場面でありました。

礼央子は人を想うあまり人を信じられなくなってしまっていたのかも知れません。信仰を失った人間たちを統一する手段、それが恐怖であると勘違いしてしまった。短期的に見ればそれもひとつの方法かも知れない。だけどいずれは無理が生じ堅固と思われた壁にひびが入る。

しかし人間以外の自然はそんな恐怖など意にも介さない。どれほどの恐怖を用いたとしても、虫や動物、草や木、そして土や岩はそれに屈することなど決してない。ただし手をかければ自然はそれに応えてくれる。本来、自然とはそのように柔軟で懐の深いものであることを気付かされた礼央子は、アズマによって自らの了見の狭さに気付かされたと言えましょうか。

こうして繰り返されるアズマとの触れ合いが、むしろ礼央子がかねてより抱いていた理想を思い出させる結果となった・・・なんだか、そんな風に見えたシークエンスだった気がする、とても感慨深いシークエンスとなっていた気がします。

さて、ギーに捉えられ、今まさに首を刎ねられようとしている薫子。ギーの秘書である女が構えるのは大きな釜のようなブブキ。それが振りかざされ、真っすぐ薫子の首めがけて迫るかに見えたのですが・・・

切断されたのは薫子を縛る手かせ足かせでした。なんとこの秘書、もともとギーに近づくために扮装した間絶美(はざま ぜつび)さまその人であったという顛末!

そういえば二期になってからぜんぜん姿を見ないなと思っていたら、こんな風に偽装していたとは。

いやぁ、良いところで登場するものです。やっぱりこの作品の裏ヒロインは間絶美さまを置いて他になしと言った感じですね!(まあ裏の裏ヒロインってところですがw

薫子を救い出すため、ギーのアジトへと向かったアズマですが・・・そのはずでしたが・・・。

えぇ!?徒歩で行こうとしたの!

なんかフランスのどこか田園が広がるどこまでものどかな道をひた歩いて・・・。これいつになったら到着するの?ってか、もたもたしてるあいだに間絶美によって薫子は助けられとりますがなw

そこへ通りかかった1台の車。なんとそれにはギーが乗っており、アズマに声を掛け「送っていくよ」。まさかそれがギー本人だとは知らないアズマは、まんまとその誘いにのってしまうと。

アズマさん、知らない人に話しかけられても付いていっちゃいけないよってお母さんに教わらなかった!?

あかん。大丈夫かこれ?まったく世間知らずもたいがいやなっ!


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : ブブキ・ブランキ

2016/11/06 22:31 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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