「亜人」第17話

【反吐が出ますね】
後半戦、行っちゃうよ!

殺害予告リストを着実に実行して行く佐藤。もう3分の2が犠牲になった。早急な解決が望まれるが、佐藤の足取りを掴めない戸崎側では未だ手の打ちようがなく。来るべき日に備えて永井圭と中野攻の訓練が繰り返されるばかりである。

アメリカから国防省の役人が来て、オグラ博士とSPの死の真相について調査が入ることとなりました。このことで戸崎の行動に制限が掛かりそうではあります。オグラ博士は戸崎が囲っており、殺害された事実は捏造されたものであるからです。

果たしてこの伏線が今後どう影響するのでしょうか。全てが終わった後の戸崎の処遇かも知れないし、単に戸崎の逃げ道を塞ぐための保険なのかも知れない。追い詰められた戸崎は有無を言わさず、佐藤との対決へ向かうしかなくなる。そんな状況が予想されるでしょうか。

さて、少年院に収監されていた海斗と同じ房に琴吹 武(ことぶき たけし)という少年が入れられました。なんでも脱獄の疑いがあるという。その噂を聞きつけた別の少年が「彼女の誕生日が近いから脱獄の方法を教えろ」と琴吹武に迫って来たのですね。

このとき海斗は何度か琴吹武を助けました。しかし当の琴吹自身は助けた海斗に対して「うざい」というばかり。人を助けたって見返りなんてない。おまえは永井圭を助けたとき代わりに何をしてもらった?と、海斗の人の好さをくだらないものと一蹴したのですね。

この琴吹武に関しては、登場した当初より「何かある」と踏んでいたわけですが、案の定、彼も亜人でありました。当然、脱獄したのはIBMを利用してのこと。そりゃ人に教えるわけにはいきませんね。

琴吹が脱獄したのは佐藤の呼びかけに応じてのことでした。亜人によるテロ。しかし琴吹はこれに参加しなかった。彼は「めんどくさい」と言いました。ただこの言葉には、文字通りのめんどくさいと、面倒なことになりそうだという両方の意味合いがあったようにも感じられます。

琴吹武の言動からは、自分を守れればそれでいいとする達観したものが感じられます。これは、とにかく効率を求めるだけの永井圭にも近いものがあります。自分の中だけで完結した世界。人に干渉されることが嫌いで、だから他人のために何かしようという気持ちもないわけです。

だから琴吹はわざわざまた少年院へと戻ったのでしょう。おそらくは、まっとうに刑期をこなして、出所後はまた元の生活に戻ろうとでもいうのでしょう。

しかし海斗は全くの逆で見返りなど期待せず人助けに走ってしまう。彼が永井圭を助けるのは「親友だから」という理由。こうまでして海斗を駆り立てるものは何なのか。それは分からないけれど、ただあの永井圭が唯一その安否を気にしている人物でもある。

亜人であることを考えると、永井圭と琴吹武は文字通り人非人とも言えますが、その性格もまた人でなしであることも確か。しかしその彼らをして、この海斗の行動には一目置かざるを得ないものがある。そしてそれは彼ら亜人の気持ちを少しづつ変えているようにも見えます。

そう考えると海斗の存在はとても興味深いものがあります。彼は亜人にとっての救いになるのかも知れないし、また亜人とは本来、このような無償の愛を求めている種族なのかも知れませんね。

だから琴吹武もまた心を動かされたようです。「永井圭に何かあるようなら言え」一度だけ脱獄させてやると言った彼が出したものは、羽の生えた亜人でありました。

永井圭が一線を越えそうになったとき、そこにいるのか恐らく海斗なのでしょう。


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : 亜人

2016/10/29 10:32 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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