「舟を編む」第1話

【茫洋】
言葉の奔流

国語辞典に英和辞書。広辞苑にイミダス、果てはコバイア語辞典まで・・・あ。「コバイア」とはフランスのプログレッシブロックバンド「マグマ」が独自に編み出した言語でその辞書がかつて初回特典版についていたという今では伝説となっていて・・・それはともかく。

なんとこの作品「辞書」を制作するお話だったとは!

「言葉」を駆使する出版社の中でも「辞書」という分野が特殊であることは、業界人でなくともなんとなく想像がつくと言うもの。

どんな文豪だって必ず辞書で意味を調べる。言葉のプロである人たちをも導くものでなければならない。その重責もさることながら、当然その情報量の多さも欠くことが出来ません。

こんなもの、一体どうやって?どこから手を付けて制作を始めるものなのか?部外者にはまったく想像できない世界であると言えます!

でも各辞書の巻末か、それとも辞書を制作したことのある編集者が別の本で書いたあとがきか何かで、辞書制作のことを少し読んだことがあります。

大変だけど、なんかとてつもなく熱い話であった・・・そんな記憶だけはあります!(なんとか細胞はありますみたいな言い方になってしまったけどw

もちろん世界の文豪の中には、辞書そのものの魅力に魅了された作家もおり、自ら辞書風の作品を書いたりもしているのですよね。

そのひとつとしてセルビアの小説家ミロラド・パヴィチ著の「ハザール事典」など。この作品の特徴としては、辞書らしくどこからでも読めること。1ページ目から順番に読んでもいいし、興味のある項目からでもいい。あるいはたまたま開いたページから読んでもオッケー!

系統的にでも断片的にでもいいから情報が蓄積されることによって、古代文明の風習やらなにやらが見えてくるのですね。「辞書」をアレンジすることで小説の手法そのものにもなってしまうわけです。

何故このようなことができるのか。それは辞書そのものが面白いからに他ならない!

読み始める・・・いや。字引を始めるたら最後、ページをめくる手が止まらなくなる、なんて経験をした方も多いことでしょう。

辞書は勉強になるだけでなく、そこに書いてあることが面白くなければならない・・・意外とこれ大事だと思いますw

下手するとものすごく地味で地道な物語になるのかも知れませんが(笑)通好みな作風っぽいので個人的にはすごく楽しみであります!


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : 舟を編む

2016/10/14 22:32 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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