「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第27話

【嫉心の渦中で】
スラム魂と現実

鉄華団が抱える問題。それは彼らの「幼さ」にあると言えるでしょうか。取引先とのトラブル。正規兵とのいざこざ。これら全ては鉄華団の至らなさにかかっていたように思います。特に新団員たちには。

彼らはまだ社会経験が少ないので、自分の知っている世界だけが全てとなってしまう。鉄華団を信じる気持ちは立派なものですが、それ以外を知らないので自分の正しさを主張するだけになってしまう。

ここにはある種の選民思想が見て取れます。「自分は鉄華団なのだ」と。しかし社会へ出れば鉄華団でさえその一部でしかない。周囲とのかかわりの中に自分たちがいることを理解していないために、自分の都合を押し通そうとしてしまうのですね。

そう言った意味では、鉄華団という後ろ盾を得たことによる成り上がりとも見えます。つまり暴走族とかが「オレはどこどこのチームに所属してんだぜ」ってアレ。まあ、常々このオルフェンズではそういった任侠的なノリがはびこっているので、その一連の設定をなぞっていると言えますが(笑)

新団員のほとんどはスラム上りのようですね。それぞれ思うところがあって鉄華団に参加している。しかし先の戦闘で現実を見た彼らは、思っていたのと違うことに戸惑いを覚えている様子。この辺りについても、先輩団員との意識のギャップを見て取れます。

現実に恐怖する者があれば、またこれを払拭したいと願う者もいる。だから行動が極端になってしまうところがあるのですね。危険な阿頼耶識システムの手術を受けようとするとか。

手術をしたいと言ったのは新団員のハッシュ・ミディでした。古参の団員であるアトラちゃんが「あの子、ちょっとおかしい」と言っていましたが、むしろおかしいのはアナタのほうですよ!と言ってあげたくなったワタクシがおりました(笑)

古参の団員は数々の修羅場をくぐってますからね、もう普通とは感覚が違うと思うのです。だからハッシュはむしろ正常な精神を持っていると言えるでしょう。そう考えるとこの意識の差にはかなりの溝があることが分かります。これをどう埋めて行くのか、ちょっと現状では難しい気がしますね。

さて、ハッシュという若者。三日月に対抗意識を持っているようです。それは彼の過去に由来するものであったわけですが、今後の展開に影響を与える要素を感じるので、彼の存在が非常に興味深いですね。

さて、マクギリスが鉄華団に依頼をかけて来ました。海賊である「夜明の地平線団」の討伐。鉄華団が行った先の戦闘は、活動家が仕掛けたこの夜明の地平線団によるものでありました。

ケンカを売られて黙っている鉄華団じゃない!利害の一致したオルガはマクギリスの依頼を受けることにしたようです。

・・・って、やっぱどこまで行ってもオルフェンズって任侠ノリなのね!


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : 機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ

2016/10/09 18:01 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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