「クオリディア・コード」第12話 最終回

【燦然世界のクオリディア】
今、世界はどんな風に見えてる?

実は世界はアンノウンによって歪んで見せられていたのだ。能力を持った子供たちは人間・・・つまり本当の自分の親たちと戦っていたことになる!

そして今、異世界とを結ぶゲートが開かれた。大量のアンノウンが押し寄せる。

本当の現実を取り戻した子供たちはこれに対抗するが、その行く手に立ちはだかったのは、自分たちを育ててくれた「親」だった!
今や彼らは「敵」である。しかしそこには複雑な感情が入り混じる。

ゲートを閉じ、まだ捕えられたままの子供たちを救出することは出来るのか!?


<総評>
なるほど。こういった仕掛けがある物語だったのですね。最初は中二病臭いなと思ったけれど、途中からの展開はなかなか面白かったです。

異世界とのバトルということ以外に、この物語では「親」というのが重要なキーワードになっているのですよね。アンノウンに育てられた子供たち。血は繋がってなくても「育ての親」としての絆は確かにそこにあったのです。

そしてアンノウンもまた、子供たちと接することによって「人間らしい」感情が芽生えていたという事実。本来アンノウンには生殖能力がなく、子孫を残すと言った概念がないものだったのです。

種族を越えた触れ合いがあり、それは普遍的なものであるべき。とする、そんなメッセージすらこの作品にはあったように思えます。またそれが胸を熱くする設定ともなっていたわけですが。

ただまあアンノウンがこうも簡単に人間らしい感情を抱いたという流れについては、いささか唐突だった気もしますが、脳内で補完できる程度のことだったかと思います。

そして現実を知った子供たちの中で、本当の親と再会した子もいます。千葉支部の兄妹ですね。言うまでもなく、ここでもしっかりと親子の愛が描かれておりました。ただその彼らのお母さんですが、いささかエキセントリックな性格の持ち主で困惑してしまうことも多かったですが(苦笑)アンノウンとの戦闘の司令官なのだね。

現実と虚偽の家族。それが対比されるように描かれ、その中で子供たちは葛藤する。本当の親を信じるか、それとも偽の親にすがるのか。どちらが正しいというのではない。それを判断するのは子供たちであること。各々の答えはそこにあるということです。

さて、「途中から面白くなった」と書いたことのひとつに、千葉支部の躍進があったことが挙げられるでしょうか。本来は東京主席の空気読めないマンが絶対主人公として君臨していたはずですが、ヒロインを失ってから腑抜けとなってしまい、実質戦力外として半ばリタイヤした状態になってしまったのですよね。

代わりに誰かが頑張らねばならないわけですが、神奈川のおつむ弱い子ではツッコミ不在となってしまうので(彼女の側近はイエスマンだしw)、そこで千葉支部の兄弟が台頭してきたと。

ブラコンな2人なのですが、どちらもテンションが低くそれでいてツンデレ。基本的には兄がボケて妹がツッコムという図式なのですが、このやり取りがとても楽しかったのですw

妹は結構辛辣なことを言うのですが、それを分かっていて兄は許容している。この2人の空気感がすごく心地よいと言いましょうか、妹のツッコミに対して「うんうん。オレわかってるから」というスタンスの兄と、「お兄ぃのバカ」と言いつつどこかで頼りにしている妹。暗黙の理解が感じられるのは、やはり兄妹ならではと言ったところでしょうか。

ただあまりにこの兄妹が素敵過ぎて、絶賛リタイヤ中の主人公を差し置いて、主役が交代してしまったのでは?と思わせるほど存在感が出てしまったのは、作品としては痛し痒しと言ったところだったでしょうか(笑)

でもこんな主役交代なら大歓迎です!東京主席も途中から復帰しましたが、かつての輝きは完全に失われていた気が・・・(いや相変わらず空気読めないマンとしてブレてなかったのはさすがですw

主役が誰か分からなくなると言った意味では弱冠のブレが生じた気はしますが、オリジナルアニメとしてなかなかの意欲を見せた作品だったと思います。戦闘だけでなく、きちんとドラマが描かれていたのが良かったですね。

と言ったところで感想を締めくくりたいと思います。お疲れ様でした!


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : クオリディア・コード

2016/09/25 08:19 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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