「バッテリー」第11話 最終回

【二人の春】
桜が舞う季節。マウンドから放たれた白球の飛ぶ先は・・・

横手二中との再戦が決定。今度こそ原田と決着を付けてやると、門脇は執念を燃やすのだった。

しかし相変わらず原田はコントールが定まらない様子。それでも永倉のリードでなんとか無失点に押さえている。

バッターボックスには門脇。一球目はボール。二球目は・・・

振りかぶった門脇。

「原田!」

永倉の声が響き、画面はホワイトアウトする。

白球の行方は、少年たちしか知らない。


<総評>
遂に最終回を向かえました、ほろ苦い青春の葛藤が交錯した野球アニメ。

バッテリーとは正に女房。理屈なしに惚れて、すれ違って距離が離れて。それでもお互いを忘れることが出来ずに、また少し近づいてみたりする。でもやっぱり一度壊れた絆はそう簡単に修復することができない。

だけど!

果たして、原田と永倉はこの後どうなったのでしょうね。最終回のピッチングでは、お互いにまだ微妙な感情を抱きながらも、少しづつ歩み寄っていたように見えました。

願わくば末永くお幸せに結ばれて欲しいものです(笑)(こらこらw

正直なところ、ちょっと不満もありました。原田と永倉の関係を際立たせるつもりだったのでしょうが、その他大勢のキャラがあまりに類型的に過ぎたと言いましょうか、いささかデフォルメされ過ぎた行動が度を越してしまって、私の感覚ではとても共感できないものとなっていたからです。

ですが、それは単に私が生まれ育った環境にそこまで極端な人種がいなかったせいかも知れないので、世代や地域性や家庭環境などによって感じ方が変わってくるものなのでしょう。

モンスターペアレント的な親たちなど、現代では当たり前のものとして受け入れられてしまうものなのかも知れません。

脚本の在り方が散文詩的で、時折理解できない展開なども見られました。論理的ではなく、極めて感覚的にストーリーが紡がれるので、展開が唐突で話が飛んだように見えたこともしばし。

ただこれは思春期の少年たちの微妙な心の機微を表現したものと取れば、むしろリアルな感情が描き出されていたとも言えるでしょう。こうした「ふわっと」した感じが良いとおっしゃる方もいるでしょうから、そこはあまり批判する部分ではないかと思います。

だがしかし!

最終回において、いきなりボールが擬人化して原田少年と話を始めるに至ると、これはさすがにファンタジー過ぎる言いましょうか、遂にオカルトの世界に足を踏み入れたのか!?と錯覚してしまったことを告白しておきましょう(笑)

この演出、原作でもこうだったんですかね?正直、さすがにこれはちょっと頭が湧いちゃってるなと思いましたw

弟君が可愛かったですね(笑)文字通り、見た目が可愛かったのと、その見た目に反してしっかりとしたビジョンを持った芯のある男の子で、すごく感心させられることが多かったです。

最終回でも、試合を見に来た校長先生に・・・校長は身体が弱くて野球が出来なかったそうな。そんな校長に向かって「身体が弱くても、野球をやりたいって気持ちがあれば出来るんよ!」と諭してあげた場面。あれには校長も「はっ」としたのではないでしょうかw

野球アニメと言うよりは、野球を通して少年たちの青春を描いたヒューマンドラマだったと言えます。個人的には良い面と気になる点が同居してしまう形となり、その評価について一概に言えない部分があったのは確か。

とは言え、少年たちの行く末が気になって見続けて来たことは、この物語のどこかに心が引っ掛かるものがあったからだと思います。

と言ったところで「バッテリー」の締めくくりとさせて頂きます。


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : バッテリー

2016/09/23 22:00 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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