「91Days」第10話

【誠実の証】
兄弟だから

シカゴへ向かうアヴィリオの傍らにはコルテオの姿があった。ヴァネッティファミリーの裏をかき、一芝居を打って逃亡を企てたのだ。そしてこれを実現させるためにアヴィリオはガンゾと取引をしていたのだった。

やはりガンゾはファミリーのトップを狙っていて、そのためにネロの存在が邪魔だったようですね。「ネロならいつでも殺れる」この状況を担保にしてアヴィリオはガンゾに交渉したと言って良いでしょう。

代わりにアヴィリオが求めたのはヴィンセントの命であったと言ったところでしょうか。彼の側近であるデルトロの存在が恐い。これを崩すにはガンゾの協力が必要になると見越してのことか。

ただこの取引、復讐だけが目的でその後は野となれ山となれのアヴィリオに対して、ネロが死んだ後に自動的にボスの座に就くことになるであろうガンゾ。この格差を考えると割りに合わないとしか言いようがないのですけどね・・・

コルテオを安全なところにかくまったアヴィリオ。このときの2人の様子はいかにも打ち解けた兄弟と言った雰囲気で、正に阿吽の呼吸でもってお互いの行動に追従していたように見えます。

そしてそれはとても心地よいものだったのでしょう。これまで恐い顔しか見たことのなかったアヴィリオが実に穏やかな表情になったいたのが印象的。ただ、だからこそこの後に控える事態とのギャップが恐ろしいのですけどね。

本部に戻ったアヴィリオでしたが、そこでコルテオ逃亡を手引きした疑惑がかけられるのです。特に疑っているのがバルベロ。アヴィリオの台頭に焦っている節が見られる。

とそこへ何故かコルテオが戻って来てしまうのですね。どうやらガンゾが呼び寄せたらしい。ここでアヴィリオに死なれては困るからでしょう。しかしそれがアヴィリオにとって最悪の事態を招くことになろうとは。

コルテオに銃を向けたネロがおもむろにその銃口を下げたかと思ったら、「お前が殺れ」とアヴィリオに銃を手渡したのですね。

コルテオ自身はこうなることをあらかじめ予期していたようにも思えます。アヴィリオを救うためなら命も投げ出すと。何故なら2人は「兄弟」だから。たとえ血は繋がっていなくとも・・・

この状況は正にネロがフラテを撃った場面と重なるものでした。あのときと同じ衝撃が走りました。どうしてこうなった!?それは本人すらあずかり知らぬ事態。

あの兄弟殺しでネロはひと皮剥け、マフィアのボスとなった。そしてアヴィリオもまた表情を一変させ、遂に超えてはならない一線を踏み越えたように見えました。

「すぐに会えるさ」

アヴィリオが見せた微笑はもはや狂ったそれでありました。

今回のことによってアヴィリオの死亡フラグが回避されたように思え・・・思えないのがこの作品の恐いところなのです。


@ムハンホウちぇっそ@
にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

タグ : 91Days

2016/09/17 17:01 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
FC2 Blog Ranking