「黒子のバスケ 第3期」第74話

【お前だったんじゃねーか】
勝てる気がしねぇ。オレ一人じゃ・・・

かつての姿を取り戻した赤司。

「ひさしぶりだな、黒子!」

それはここでようやく本当に黒子と再会したと言った趣きを感じさせる言葉だった。

そして奇跡は起こる。赤司のゾーンに釣られるようにして、洛山の全員がゾーン入り!いや正確には赤司のゾーンの影響下にあるだけで、言ってみれば疑似ゾーンとでも形容すべきものだろうか。

チーム全員が極限まで身体能力を発揮した洛山を前に、果たして誠凛に勝ち目はあるのか!?

優れた王は臣下に夢と希望を与え、強い国を作るとどこかで聞いたことがあります。恐らく「fate/zero」におけるライダーことイスカンダルさんのお話ですねw

そうなのです。今の赤司は暴君などではなく、とても魅力的な王となっているのです!

だからこそ洛山のみんながついて行こうと決心した。それは帝光中学における奇跡の世代が実はそうだったのですね。ワンマンではなく組織としての強さがある。赤司の皇帝としての正しき能力の使いかたはここにあったのですね!

もはやこうなってしまっては誠凛になす術はない。さすがのリコちゃんも打つ手なし!「万策尽きたー!」(@SHIROBAKO)という気持ちになってしまったのだ!

悲愴感すら漂うコート上。場内もその異様な雰囲気に一瞬、静まり返ってしまうのです。とそのとき・・・

「がんばれ黒子!あきらめるな!!」

スタンドから叫んだのは黒子のかつての親友、荻原くんでした。

いつか一緒に試合をやろう。その約束を踏みにじった。そのせいで荻原くんはバスケに絶望し、自分の前から姿を消してしまった。それを自分の責任だと感じていたのは黒子でしたね。

でもこうして応援に駆け付けた荻原くんの姿を見ると、決してそうではないように感じます。彼は黒子にバスケをやって欲しいと願っ
ているように見えます。それも楽しくプレイしてもらいたいと!

この荻原くんの行動を受けて、スタンドにいた奇跡の世代みんなが黒子に声援を送りました。恥ずかしがって叫ばなかった紫原以外はみんな(笑)でも絶対ツンデレでしょ、紫原って。そこがカワイイwww(何を言っている

この場面、胸熱でしたね!荻原くんが実に美味しいところをかっさらっていったじゃありませんか!(そういう言い方をすなw

「応援って、力になるなぁ」

しみじみそう思う誠凛のみんな。そうこないだ、ウチの会社に特別講演に来て下さった元メジャーリーガーの田口壮選手も同じようなことを言っていたのを思い出しました。

まだセリーグにいた頃、阪神大震災を経験し一時はリーグが再開できるかどうかも分からない状況だったそう。だけど「神戸を元気にしてくれ!」という声援を受けてリーグが開幕。

「スタンドだけじゃない。テレビやラジオの前で応援してくれている人たちの思い全てが届いているように感じた。本当にそれが力となったんです!」

この言葉、決して思い込みや気のせいなんかじゃないと思いました。そう言うことって多分、本当にある。東北大震災のあと、楽天が優勝したのだって同じことだと思うんですよね。

人の気持ちってものは、理屈じゃないところで作用することがあるのかも知れない。神様は信じなくてもいいけど、人の心だけは信じたいじゃありませんか!

こうして息を吹き返した誠凛ですが、まだ首の皮一枚繋がっただけの状態。ここから起死回生を狙うにはまだ条件が不足している。

そこで火神が何かを提案したようです。そこから始まる誠凛、反撃の狼煙!

みながゾーンに入った火神に追随する。するとどうでしょう。見違えるように誠凛の動きが良くなったじゃありませんか!

「みんなで勝ちに行く!」

これは黒子が火神の「外付けエンペラーアイ」になったのと同じやり方でしょうかね。味方の動きを読んで、相手の裏をかき突破口を作る。これが出来るのは互いに信頼し合っているからこそ!

誠凛はどのチームよりも結束力が高い。だからこそ実現出来た技と言えましょう。

しかしこれでもまだ足りない!?最強の布陣となった洛山に打ち勝つためには、やはり赤司がゾーンの更にその先にある扉を開かなければならないのだとしたら・・・

しかしそこには大きな扉があり、「門番」が待ち構えている。だけど暗闇で判然としなかったその門番の顔が今ようやく見えて来た。
「なんだお前だったんじゃねーか!」

そこにいたのは門番でなく黒子でした。彼は扉を閉ざしていたのではなく、一緒に扉の向こうへ行く相手を待っていたのですよね?たぶんそうなのでしょう!

そしてそこへ現れたのが火神であったと。信頼できるチームメイト。心を通わし、共に歩んで行ってくれる相手を待っていたという解釈にしておきたいと思います(笑)

「だったら・・・オレひとりじゃ勝てる気がしねぇ」

そう言ったのは青峰でした。彼はチームプレイを捨て、単独で最強になろうとした。確かにこれでは黒子にそっぽ向かれるわけです(笑)

扉の先にあったのは第二のゾーンなどではなく、ゾーンの本来の姿、機能すべき形としてのゾーンであったというのが真相でありました。

そこで洛山と誠凛の違いを考えてみることにします。

赤司のゾーンに影響されて「全員ゾーン」へと突入した洛山ですが、そこにはしかし王と家臣と言った具合に階級的なヒエラルキーが存在していることは確か。一方の誠凛は全員が並列のパラレル伝送状態にあると言える。

パラレル伝送とは(いまちょっとウィキってます)、複数の回線を使って情報を同時に送る方法です。つまり伝送速度が速いというわけ。

今の誠凛の攻撃を見ると正にそれ。全てのプレイが火神の動きに連動して、そこに一部の時差もないのですね。だから速い攻撃が可能になっていると言う寸法。

対して洛山は全員が電池を持って各自動いているような感じ?チームメイトの動きを判断する時間が一瞬生じると言ったところでしょうか。その差が攻撃力になって表れているのですね。

いやこれすごいわ。すごい論理バスケ!(笑)

黒子のバスケの醍醐味はこうした理屈の整合性があるところなのですよね!

それはともかく、しかしだからと言ってここで「はいそうですか」と諦める赤司ではない!

「勝つのはオレだ!」

あくまで勝負を諦めない。いや勝つことを信じて疑わない赤司がここにいますが、これまでとは違いとても健全な精神を宿しているようです!赤司もがんばれ!思わずそう応援してしまいたくなるワタクシがおりました。

さあ最後に勝利の女神が笑うのはどちらのチームか!心して待つ!


@ムハンホウちぇっそ@
にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

タグ : 黒子のバスケ

2015/06/24 20:14 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | BLOG TOP | 
FC2 Blog Ranking