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「それでも世界は美しい」第5話

【Ring of Tales②】
なんて神回だ!

「闇返りの儀」の最中、ニケはラニ・アリステスによって送り込まれた暗殺者に狙われる。そんな彼女の窮地を救ったのはなんとリビウスだった!怒りに我を忘れ、暗殺者に剣を向けるリビウスであったが、その胸に去来した本当の気持ちとは・・・。

先週の予告でリビウスがニケを助けるシーンあり、てっきりネタバレかと思ったのですが違いました。正確にはあれは「助ける途中」の場面でした。そこから先の道のりがまだ残っていたんですね。まあでもあらかたネタバレですけどね。リビウスが来た時点でこれは助かるんだなってわかるからw

ちなみに、どうやらこの「闇返りの儀」は王族に都合の悪い姫を暗殺するために設けられた、もともと仕組まれた儀式かも知れないということも分かりました。古来の風習って恐ろしいものですね。

それはともかく。

リビウスは何よりも、ニケを失うことの恐怖に苛まれていたようです。だから刺客に剣を突きつけたときも、恐怖に震えていたのは本当はリビウス本人だったという次第。臆病になった気持ちの裏返しが、あのような豹変をリビウスにもたらしたというわけですね。

このような形でリビウスの心境が明らかにされ、彼が今ではどれほどニケに依存している・・・とまでは言わなくとも、彼の中でどれほどニケの存在が大きくなっているかが伝わってくるものでありました。かなりぐっとくるシーンで、これを知ったニケもまた、リビウスが実はどれほど繊細で壊れやすい心の持ち主なのかが分かったことでしょう。これはお姉さんとして守ってあげなければなりませんな!

さて、しかし。ニケを助けるためとは言え、本来、儀式の最中に部外者が立ち入ってはならぬという掟を破り、リビウスが潜入してきたことは重大な規約違反。これを知った暗殺者たちは、主であるアリステスにこれを報告しました。

もちろん、アリステスが刺客を送り込んだことも問題であるため、公に審議されることはありませんが、裏からリビウスをゆする材料にはなります。

さあ、いずれにせよ分が悪くなったリビウスがどのような采配を振るうのかが注目されたわけです。そして見事、彼が戴冠の儀で行ったことはアリステス側に大きな動揺を生みました。(具体的には、ニケが魔法を使わって太陽に「リング」(雨の日の前日とかに見られるあれ)をかけさせ、奇跡によって聴衆の心を掴んで世論を自分たちに向けさせた)

リビウス本人も掟を破ったことを認めましたが、同時にアリステスの陰謀も明らかにすることに成功。これで圧倒的に分が悪くなったのはアリステスであることは明白。これを裁くことになったリビウスは、ニケにその采配を任せました。

ニケさん、アリステスをぶん殴りましたw

でもそれで終わり。それ以上のお咎めはなし。しかし代わりに神官として自分たちの結婚を認め、これからの祭事について責任をもって従事せよという宣告を下しました。

ここにはかつてのように粛清で支配するリビウスの姿はありませんでした。ニケによって変わりつつある彼の姿をここに見ることが出来るようです。言葉にするとこのように簡単なものになってしまうのですが、ここは本当に素晴らしい場面で、得も言われぬカタルシスを覚えました。

もちろんかつて粛清した幹部たちへの仕打ちはもう打ち消すことは出来ないでしょうが、こうして今から新しい時代、そして政治の在り方を作って行こうとすることで、それが贖いとなることを願うリビウスの想いが込められていたのだとしたら、なお嬉しいなと思うわけです。

まあ実際の社会でもそうなのですが、例えば取引先からクレームがあった場合、まず自分の非を認め、その後に適切な対処をすることで、逆に信頼を得る場合があったりします。本当の信頼関係ってこうやって築かれるものだと思うし、またそこにビジネスチャンスがあったりするものw

自分だけが得をするとか、逆に自分を犠牲にして他人を救うばかりではなく、「みんなが幸せになる」ことが、政治でも経済でも実は一番健全なことだと思う次第であります!

ところで、今や政治の頂点にいるリビウスが何故結婚に際して権限がないのかと言った疑問があったわけですが、どうやら彼を含めた4人の「神」によって取り決められたことは絶対であるという規定がここにはあったようなのです。つまり「祭事については神官庁に任せる」といった取り決められていたこと。

独裁政治を防ぐためには適切なことですが、逆にそれが自分の首を絞めしまったわけでw

でもこうして矛盾なく作品の設定が敷かれているあたり、世界観についても抜かりなく練られていることが分かります!


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : それでも世界は美しい

2014/05/04 08:54 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(3)  

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