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「ヨルムンガンド PERFECT ORDER」第22話

【New World Phase.3】
ピルクスの審問。人類にそっくりのロボットは、人間にとって敵なのか味方なのか。神になろうとしている人間は、果たして人間にとって敵なのか味方なのか。


ラビット・フットを奪還したココの部隊にネイヴィシールズ特殊部隊が襲い掛かる。もちろんブックマンが手配した刺客である。

戦闘のエキスパートに苦戦するヨナたちだったが、そこでココが開発中の「ヨルムンガンド」を発動させた。土砂降りの夜間、見通しの悪い中で敵のコンピュータをハッキングし、地図情報をすげ替えたのだった。しかもハッキングの痕跡は残さず。

ココの計画が明らかとなりました。量子コンピュータを使って世界の物流システムを手中にし、「強制的な世界平和」を実現すると言うもの。

その主たるものとして空の物流を全て掌握することが最大の目標。このために一先ずは「空にいる者全てに消滅してもらう」ことが挙げられるとのこと。それは「たったの70万人」だと言う。

細かな理由は定かではないが、要するにココの計画にとって「空にいる者」は全て邪魔者と言うことなのだろう。もっと言えば、「世界平和のために邪魔」であると。

この「平和のために邪魔になる者を排除する」理論は、Fate/Zeroで衛宮切嗣が主張したものと意味を同じにする。ただ切嗣はそれを個人で実現しようとしたがために限界が生じた。ところがココの場合はこれまでの武器取引で得た資材や資金が豊富なので、はるかに実現の可能性が高いと言うことになる。

ココは更に「神はかつてアッシリア人を『軍人』として殲滅した」と言う。そして「しかし私は、『人を軍事から解放する』」続ける。

「人と軍事を切り離すこと」ココの真意はここにあったのだ。「神が成し得なかった事をする」と。

おもしろい。何がおもしろいって、これを絵空事ではなく本当に現実にしてしまいそうなところにある。

目的のために準備が着実に為されている。この力強さがこれまで見てきたどの物語よりも確かであると感じる。もしかしたら見落とした箇所や弱点などもあるのかも知れないが、ここまで来るとそんな些細なことなどどうでも良くなってしまう勢いがある。

ところが!

これに異を唱えたのが、なんとヨナであった。

戦争や武器が嫌いな彼は、「平和のために大勢が犠牲になる」ことが許せないのだ。

このヨナの行動の中に、ココの理念にただひとつ欠けている「真理」が隠されているのだろうと思う。このたったひとつの見落としが、ココの計画に致命的な欠陥を与えることになるかも知れない。

神になろうとしているココ。だがしかし、このままでは人の心を持たぬ神と成り果てよう。

果たして気付くことは出来るであろうか。ヨナは、ココに、しっかりと伝えることが出来るのであろうか。

今回の書き出しは、マルク・ペストラク監督作から「ピルクスの審問」を引用。いったい何が人を人たらしめているのか。それを審議するストーリーであります。


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : ヨルムンガンドPERFECTORDER

2012/12/12 23:08 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(2)  

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