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「PSYCHO-PASS(サイコパス)」第6話

【狂王子の帰還】
この社会のほころび、そして脚本そのもののほころびがヤバイぜ。


ここでは「高度な管理社会」が確立しているはずなのに、実際にそれらの生活を享受している人たちがみな、自分たちの社会の欺瞞だったり不合理だったりするところを理解している風に見えるのは何故だ!?

つまり全然管理されてないってことでしょーが!

作品が謳っていることとその内容の乖離が甚だしくて、これじゃ何を推論しても考察にならないよ~。

夢オチじゃないけど、実は国民総出の「サイコパスごっこ」遊びだった。なんて結末が真実味を帯びてきた気がする。なんかもう、おいちゃん涙出てきた。

気を取り直して進展のあったことを書いておきます。

宜野座さんのお父さんも執行官(元は監視官だったなんて可能性もあるが)だったようです。しかしながらお父さんが不始末を起こしたらしく、そのことで宜野座さんは上司から注意すべき人物として見られているようです。

ここには「犯罪係数の遺伝」があるかどうか?という問題が絡んでいるようです。

作中ではまだ科学的に証明されてないと言う話でしたが、「サイコパスになり得る家系」と言うものがあると分かったなら、それはこれまで以上に厳しい規制が行われる可能性が考えられます。

それこそ夕飯の最中、まだ温かいお味噌汁を食卓に並べたまま家族ごと失踪。実は拉致られていたなんて言う、かつてのソ連当局による粛清の危険があります。怖いですね。

そして今週は「標本事件」が発生。実行犯はどうやら女子高生らしい。名を王陵璃華子(おうりょうりかこ)と言い、美術部の部長をやっている。

死体をデコレートし、自分の作品としてコレクションする。なんて話は古くから犯罪の歴史に見られるものであります。エド・ゲインとか、日本で起こった幼女誘拐連続殺人事件などは良く知られているところ。

王陵の場合は自分の作品を公共施設の中に隠しました。この作品世界では服装から施設からがホログラムによって偽装されているので、その内側に隠したことになります。つまり、綺麗な噴水を見ていたら、実はその中に少女の死体が飾られていた。なんて状況が生まれるわけです。

「臭いものには蓋をしろ」の慣用句ではありませんが、清潔さの内側にある残虐性。あるいは、どんな美しい人間の内側も例外なくグロテスクな血肉が詰まっていると言う、美と醜の2面性を示した「内臓幻想」をここに見ることが出来るかも知れません。

この犯行で王陵がどのようなメッセージを発信したかったのかまでは分かりませんでしたが、前回の「アバター乗っ取り事件」のときのように、彼女もまた他者を使って自分の理想を表現しようとしているとしたなら。

シビュラシステムによって将来まで導き出されるご時世。自分の意思は尊重されず、なりたいものになる自由を奪われているとしたなら、それを他者に代替させると言う手段に訴えることだってなきにしもあらず・・・。

これらは深読み過ぎたかも知れませんが、今後起こるであろう犯罪の傾向によっては、ひとつの方向性が見えてくるかも知れない。ひいてはそれがこの社会における最重要の問題を提起することに繋がる可能性だってあることでしょう。

さて、このような猟奇殺人も問題なのですが、やはり前回の事件同様裏から犯罪志願者(ひとますそう呼ぼう)に助力する存在として、桐島と言う男の存在が浮き彫りになったことは忘れてはならない。まあ前回の事件から姿を現してますがね。

彼の目的が、ただの自己満足なのかそれとも社会へ対するなんらかの意思表明なのかが気にかかるところ。

それと狡噛もかつては朱と同じ監視官であった話も付け加えておきます。ある事件で同僚が悲劇に見舞われたために犯罪係数をオーバーして執行官に格下げ。狡噛もまたシビュラシステムからお墨付きをもらって鳴り物入りで公安部に入部したことから、朱に過去の自分の姿を重ね合わせて見ているようです。

まあその心境は分かります。ただその設定がありきたりでつまんないなと思ったことは内緒ですw


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : PSYCHO-PASS(サイコパス)

2012/11/17 14:20 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(6)  

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