「ココロコネクト」第8話
藤島さん、マジ愛の伝道師!え?あいのでんどう・・・し?
今週から姫子のことはイナバンって書くことにします。こっちの方が通りがいいよね?これまでなんで下の名前で書いていたのだろう。
そんなわたくしごとは置いといて。
イナバンも脱落。そして太一と青木も衝突してしまいました。
太一は自分の「自己犠牲」の性質を「悲しむ人を見たくないだけの俺のエゴだ」とカミングアウトしてからは、それを逆手に取って自分の行動を正当化するようになりましたね。まあこうやってタガが外れると、人は図々しくもなったりする。
これもわたくしごとで恐縮ですが、以前の会社で新人の女性に「出荷事務」と言う役職が付けられたのです。こんな役職聞いたことないですよね。本来は営業事務のサポート的なつもりだったのですが、暫定もしくは便宜上「出荷事務」とカテゴライズしたわけです。
ところが最初は「私、こんな役職聞いたことありません!」と言ってゴネていた彼女が、最終的に「私、出荷事務なのでその仕事はお引受けできません!」とそれを逆手に取るようになってしまいました。
めんどくせぇことこの上ない。そしてこんな女に育てた覚えもないんだけれども・・・。ものすごく図々しくなってしまって、心底から辟易してしまったと言うお話でした。なんで人事はこんな役職を設定したのだ!?
それに近い状態が今の太一。だから青木がそれを揶揄して言い争いになりますが、その裏には太一への嫉妬も含まれておりました。結構激しい口論となったのですが、この時点では2人ともまだ欲望解放が起こっていませんでした。
彼らを取り巻く状況は次第に深刻さを増し、お互いの間にピリピリとした緊張感が張り詰めるようになりました。だからちょっとしたことで、こうした衝突が起こることは想定されます。
ただこれまでに何度か欲望解放を経験するうちに、それが発動したときと通常時との境界が曖昧になって来ている部分もあるのではないでしょうかね。もしくは「どうせ欲望解放するんだから言いたいこと言っちゃえよ!」みたいな空気が蔓延していると言うか。
もちろん彼らが欲望解放を盾にして傍若無人を働いていると言ったことは全くないのですが、この問題に対してはどうしても感情的にならざるを得ないところがある。そのせいで解決する方向へは向かわずに、お互いの揚げ足を取り合うだけの言い争いを生んでしまう。
こうした悪循環を繰り返すばかりで、完全に袋小路に追い込まれているのが、今の彼らの状況であります。
ところで今回のエピソードを見ている途中から、何故彼らは「第三者に相談しないのだろうか」と気になっていました。
彼らは既に他者を巻き込んでしまっているので、もはや自分たちだけに収まる問題ではないし、欲望解放を抜きにした彼ら自身の心の問題が浮き彫りにされた今となっては、なおさら第三者の介入が必要とされると思うのです。
自分のことは見えづらい。となると第三者からの客観的な視点が必要となってくる。人格入れ替わりと違い、人間関係の摩擦として純粋に考えられるので、第三者からの意見は効果的に働くと思うのですよ。
と思っていたら、さっそく学級委員長の藤島さんが割り込んできましたねw
「さしずめ私は愛の伝道者よ!」の発言はともかく、藤島さんの助言は太一に何かひらめきをもたらしましたね。結局、今回も動くのは太一なのか。また「美味しいところを持って行きやがって!」と青木に嫉妬されるのが心配ですが(笑)、何せ主人公なので彼が手柄を取るのは多目に見てあげまっしょい。
藤島さんは学級委員長で、ときに強弁なところがありますが、こう言った強制力を持つ存在がその権力をしかるべきところで行使するならその効果は絶大だと思います。特に思春期の少年少女のように「何かしらの理由付けがないと」行動するのがためらわれるような子たちにとっては、よき指針を示してくれるはず。
そんな藤島さんに憧れる渡瀬は、とんだM男だったことが発覚した件。意外なところでフラグ成立(いや必ずしも立ったとは言い難いかw
それと久しぶりにフウセンカズラに乗っ取られていない後藤先生が、太一に模範教師的なアドバイスをしていたことも忘れちゃいけませんね。
「机運ぶのちょっと手伝え」と言って太一をこき使いながら、身体を動かして気持ちをリラックスさせたところで良いことを言う。見てないようで、生徒の動向にきちんと注意が行き届いているとは、先生ったら粋なところがあるじゃないか。
だけど普段がのらくらし過ぎているので、後藤先生はもうちょっと頑張っても良いと思うぞ。
そんなわけで、今週もまたお兄ちゃんを心配する妹ちゃんが可愛かったです(え。そこ?
妹ちゃんはほんとによき世話焼き女房じゃないか。太一ったら、もう妹ちゃんと結婚しちゃえよ! (青木だけじゃなく俺も嫉妬しちゃうぜ
@ムハンホウちぇっそ@

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タグ : ココロコネクト
2012/08/28 16:07 | アニメ感想 | COMMENT(0) | TRACKBACK(5)
コメント
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