「ゆるゆり♪♪」第4話

【ひっちゅ】
たかが「くしゃみ」ひとつをバカにしてはいけない。世の女性たちよ！


花粉症のエピソードがありました。

どんな「くしゃみ」をするかで、そこ女の子のポイントが上がったり下がったりするものだ！

とても可愛らしかったり、もしくは清純派だと思っていた女の子が「ぶぇぇぇぇえっきし！」と豪快なくしゃみをする様子を見て幻滅したことがある方も少なくないのでは？

かと言って、「へっきち！」と、人体工学もしくは声帯構造的に無理のあるくしゃみを聞いて、「なにお前ブリっ子してんだよ！」とドン引きしてしまったこともある。あるよね？

「くしゃみ」と言うのは何気ないものであるものの、咄嗟のことなので自分でコントロールすることが難しく、その人の実態が不意に顔を覗かせる瞬間であると言えます。

この「くしゃみ」をいかに上手く見せるか（あるいは「魅せる」か）いかんによって、それまで築いてきた「萌えHP」の変動が起こるのです。

「まあそこそこだな」と思っていた女の子が、「くしゅん！」と言ってカワイイくしゃみをしたなら、思わず「あれ？風邪？大丈夫？」とたまらず庇護欲をそそってしまったりする。そこから「見直し」が行われ、いつしか「気になるあの子」に昇格してしまうことは良くあることなのです（あれ。オレだけ？

それほどまでに「くしゃみ」は重要なファクター。では一体どのような「くしゃみ」がありがたがられるのか？
それは千差万別。私個人の見解では「その人のイメージに合ったくしゃみ」をしているのがいいなあと思います。

豪快な性格の人は豪快に、可愛らしい人は可愛らしくと言った具合に。もっとも、あくまでナチュラルな範囲でくしゃみしてくれることが前提ですけどね。分かるかな、この感覚。

しかしくしゃみを評価する側としては、「とにかく豪快なくしゃみがいい！」と言う方もいらっしゃるだろうし、「わざとらしくても可愛いくしゃみがいい！」とする向きもあるかも知れない。

はたまた「大人しそうな子がオヤジみたいなくしゃみをするのがいい！」とギャップ萌えを楽しむ上級者だっていることでしょう。

どれが良いかははっきり言って予想が付きません。もしお目当ての彼がいるなら、彼の性癖を分析して、彼好みのくしゃみのバリエーションを備えておくことをお勧めします（だからそれが分かれば苦労しないと言っている
普段から練習が大事だと思います。もっともなかなかくしゃみの練習って出来ないものですけど（突発的だからね）、イメージトレーニングを繰り返すことによってある程度は克服できるものだと思っています。

かくいう私も、加藤茶のくしゃみを真似していたら、「へっくし！」しか言えなくなった次期がありますから。そんな時代がありました。

だから大丈夫。くしゃみは直せる！

しかし注意しなくてはならないのは、「くしゃみは恥ずかしいもの」と思い込んで「我慢」してしまうことです。しかしご存知の通り、くしゃみはなかなか我慢できるものではない。どうしてもこらえきれないときがある。そんなときは「んぎしっ！」とかって、とても耳障りな擬音がこぼれてしまうのです。

あれは個人的には、曇りガラスを爪で引っかくようで大変気持ち悪いのです。

会議の席でやむをえない場合ならともかく、・・・いや、むしろその場合は「ああ、頑張ったんっだけどダメだったんだな」とポイントを上げる結果となりますが。

しかし普段からそれだと、「えぇ！？最後までくしゃみしちゃってよ！」と、大変不快に感じてしまうものなのです。

「くしゃみ」は「して」こそなんぼです。くしゃみをしてからが評価の対象となるのです。くしゃみをしないのは「罪」です。私はあなたのくしゃみが聞きたいのです！

私はそう思いますが、逆に「くしゃみを我慢するのに萌える」と言う紳士がいることも確かです（調査したことないけどな

何はともあれ、「あなたのくしゃみは聞かれている」と言うことを自覚して、これからもより良くあろうとする「くしゃみ」を心がけて下されば幸いです。「くしゃみ」ひとつで百年の恋も冷めてしまう・・・、ことがあるかも知れない。

くしゃみ愛好家の私からの助言でした（何様だ

今夜もまた熱く語ってしまった（遠い目をしてご満悦の表情


＠ムハンホウちぇっそ＠

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