「超訳百人一首 うた恋い。」第4話
水着回かと思った。
アバンパートでお馴染みの定家と貫之さん、今週は海へ来ています。そこへ大友黒主さんもやって来ました。「六歌仙の中で僕だけ百人一首に選ばれてな~い!」ってw
さて本編では、プレイボーイの業平が文屋康秀を伴って、小野小町のところへ夜這いへ行くお話しとなっておりました。
「業平様からのスパムメール(あくまで「文(ふみ)」です)に困ってるの」と、小町が兄の宗貞に相談したところ、「あいつには友達がいないから、『友達を連れて来たら会ってやる』とやんわり断れ」とアドバイスを受けたのでした。
・・・でしたが、歌会でのライバルだった文屋康秀を引きつれ、夜の屋敷へ業平が現れたのでしたw
ですので、こたびの主役は文屋康秀です。
身分の違いにコンプレックスを覚えている康秀は、小町と会って更にその念を強くしてしまいました。
才能があっても、身分が違うだけで出世の道が閉ざされてしまう。このことが康秀を少し卑屈にさせてしまっていたのですね。
しかしそれでも歌の魅力に惹かれた康秀はその技を磨いてきた。感性のままに歌を紡いでゆく業平とは対照的に、技巧的で饒舌な康秀の歌は、決して上流階級の歌人には真似できないものであったと。
業平はその個性を認め「お前はおもしろい」と言って、友情を深めることなりました。この関係が素敵でした!w
ある意味で、貴族とプロレタリアートの対比みたいで、興味深いシチュエーションでもありました。もっとも本当の平民からすでば、文屋康秀も充分に貴族なのですけどね。
文屋康秀の普通っぽさが、とっても共感できるお話でした。庶民バンザイだぜ!
@ムハンホウちぇっそ@

にほんブログ村
タグ : 超訳百人一首うた恋い。
2012/07/25 22:41 | アニメ感想 | COMMENT(1) | TRACKBACK(5)
コメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます
No:397 2012/07/27 13:40 | # [ 編集 ]
コメントの投稿この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
2012/07/26 | のらりんすけっち |
超訳百人一首 うた恋い。 第4話「康秀と業平 文屋康秀」
BでLな話かと思ったら小町もいた(コラ 百人一首の中でも屈指の技巧派歌人、文屋康秀が主役。 位では業平より低かったのね。 吹くからに~の歌は康秀の技巧を象徴するような歌で
2012/07/26 | ★☆TB黒衣の貴婦人の徒然日記☆★ |
超訳百人一首 うた恋い。 第4話 あらすじ感想「康秀と業平 文屋康秀」
自分だけの、自分にしか詠めない歌----------- さて、今回は定家と紀貫之は海でバカンス♪ 紀貫之って、歌人を褒めているようで、実はけなしているという事実。 そういうのも調べ
2012/07/26 | 帰ってきた二次元に愛をこめて☆ |
超訳百人一首 うた恋い。第4話 「康秀と業平 文屋康秀」
ビーチでまったりリゾートの定家と貫之 悪口言い放題の果てには・・きゃぁぁぁぁぁ(゚Д゚) 公式HPよりあらすじ 良岑宗貞の屋敷で開かれた宴会で文屋康秀は、先日自分が在原業平を
2012/07/26 | WONDER TIME |
超訳百人一首 うた恋い。 第4話「康秀と業平 文屋康秀」
「私にしか詠めない歌がある 誰にも真似出来ない私だけの歌、私そのものです」 自分にしか詠めない歌 柵に囚われない 心の自由を歌に求めて―― 【第4話 あらすじ】 良
2012/07/26 | Spare Time |
超訳百人一首 うた恋い。 第4話「康秀と業平 文屋康秀」
『良岑宗貞の屋敷で開かれた宴会で文屋康秀は、先日自分が在原業平をけなした言葉が、本人の耳に入っていることを知る。下手に嫌われてはやりにくいと考えた康秀は公衆の面前で土下...