「これはゾンビですか？オブ・ザ・デッド」第10話 最終回

【だけど、それがいい】
戻って来て・・・、歩！


クリスに立ち向かうために魔法大先生が課した試験。しかし不合格となってしまった歩さんは記憶を消されてしまいました。追試は歩さんの記憶を取り戻すこと。みんなで暮らした思い出を取り戻すため、ミクロの決死圏で歩さんの精神に直アクセスだ！

そんな感じで歩さんの精神に入り込んだハルナちゃん、ユーきゃん、そして葉っぱの人。彼女らがそこで目にしたのは、7人に分裂し、それもおそろしく厨ニ病の性格を示した歩さんたちなのでした。

ハルナちゃんたちはここでいわゆる7つの大罪と相対したと言うことになるのかな。ラスボスは「怠惰」。ユーきゃんたちと出会う前の、無気力に過ごして来た歩さんの本質がここにあったと。

結局、精神世界では任務をまっとうできなかった彼女らは、厨ニ病の歩さんを現実世界へ解き放つことになってしまいました。

最終勝負はリアル世界で。そして愛するもの同士の対決となりました。

正に愛の力でもって、ユーきゃんが歩さんの記憶を取り戻させたと言ったところでしょうか。

ミストルティン先生を使って歩さんを貫きます。途中からはハルナちゃんも加わり、歩さんを一刀両断・・・！

2人の共同作業。うむ、見事なケーキ入刀でしたっ

とまあこんな感じで大団円。

クリスちゃんですか？始めから敵ではないよね。だから特に回収はされてません。

やっぱり10話しかないですから、「一応の締めくくり」と言ったて感じで終わりましたかね。

まあ、それでも今期はストーリーを重視した作りではなかったので、これでもさほど違和感はなかったかな。

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＜総評＞
前期で散々「ギャグとシリアスのバランスが悪い」と言われ続けたことの反省か、今期はひたすらギャグに徹した作りになっていました。それが奏功して、正に視聴者が求めていた「これゾン」が展開していたのではないでしょうか。

しかしながらへヴィなストーリーを追う重厚さがなかった分、「薄味」と感じた部分もなきにしもあらず。と言うか、単純に10話じゃ物足りないと言った印象の方が大きいでしょうかね。

ギャグに徹したら徹したで「物足りない」とか言ってしまって、とってもわがままな視聴者ですいませんｗ

だけど今期は的を得た作りで安心して見ることが出来ました。キャラがこれまで以上に魅力的に描かれ、女の子たちの可愛さが存分に発揮されていたと思います。

しかしまさかサラスさんまで歩さんにデレてしまうとは！これは予想外でしたｗ

もっとも、歩さんの人柄なのか、彼の空気感ってすごく素敵なので、視聴者である私ですら心地よいなって思えるのですよね。そんな彼の周りに人が集まってくるのは当然と言うか、ごく自然な流れなのでしょうね。

歩さんを取り巻く人間模様がきちんと描かれていたのが良かったのですよ。

と言うわけで、これがゾンビでした！


＠ムハンホウちぇっそ＠

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