「謎の彼女X」第5話

【謎のファーストデート】
だから卜部さんの水着とかって誰得なんだって？


「逝ってヨシ！」

体育でサッカーの練習をする男子たちですが、みんなしてホームランを蹴っ飛ばしてしまいます。

先生の「取り入ってこい！」の言葉で向かう先にはプールがある。そう、女子は水泳なのだ！

みんな覗きたいのだな。しかし先生なら恐らくそこら辺は分かっていたのではないか？

きっと先生にも思い当たる節があるのかも知れない。少年たちが抱く激しい性への興味をあえて見過ごしていたのだと想像したい。

もちろん教育者としては取り締まるべきであるし、その障害があった方が少年たちの執念を更に掻き立てるものとはなるのだけれど（そこまで重要に考える場面じゃないぞっと

さて、これが前フリとなって、今回は卜部さんと海へ行く水着回となりました。

待ち合わせで駅へ向かったら既に卜部さんが着いてて、そしたら既に日焼けしていた卜部さん！？

親戚の家の近くの海へ行ったら焼けてしまったそう。なんだか抜け駆けされたみたいな雰囲気になっちゃったけど、椿くんはそう思っていなかったからよかった。

日に焼けた卜部さんはどこかエキゾチックな雰囲気。シンプルなビキニに南国風なパレオと言うのもまた、妙に蠱惑的であります。日焼けしていた方がかわいいと言うことに気が付きました。

さて、今週気になる描写がありました。

卜部さんの汗の匂いに惹きつけられた椿くん。まるでコロンでもつけているかのように、彼には感じてしまったのですね。

「匂い」と言うのもまたフェチを誘発する要素。例えば好きな人が「ワキガ」だったとしても、好きになってしまうとその匂いですらいとおしく思えてしまうもの。

女の子の汗の匂いをかいだとき、「あ、かわいい」と思ったことが私にもあります。

そのときは私には普通に汗の匂いに感じられたのですけど（普通そうだわな）、椿くんはコロンのように感じたと。

人がまだ野生だったころ、発情期の女から発せられるフェロモンが、例えば蜂蜜のように匂われたのかも知れない。

今回のことで、またひとつ新しい要素が加わった気がしますね。

このことから、この作品の底辺にはやはり、「根源的」あるいは「原始的」な純愛があるのではないかと思います。


＠ムハンホウちぇっそ＠

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