「Fate/Zero－2ndシーズン」第14話

【未遠川血戦】
フェイトゼロ再開。

さて、ぶった切られて終わった1期の、その続きがやっとこさお目見えであります。

結局、暴走したキャスター討伐のため、ほとんどのマスターとサーバントが終結しましたね。既に聖杯戦争の存続に関わるほど大事になっているわけですな。

とは言え、実際にキャスターの相手をしているのはセイバーとライダーのみ。アーチャーは高みの見物を決め込んでいる。そこへジェット機（偵察に来ていたのだ）を乗っ取ったバーサーカーが襲撃を掛ける。

地上では肉弾戦が、空ではドッグファイトが繰り広げられるの図。

方やマスター同士の対決も展開している。遠坂と雁夜が。そしてキャスターのマスターである龍之介が、切嗣の手によって射殺されることに。

遂に退場者が出ましたね。キャスターか龍之介か、どちらかが殺られるのだろうとは思っていましたが、実にあっけない最期でした。もとより聖杯戦争などに興味はなく、殺人だけが目的の龍之介は行動が不用意なので致し方ないところ。

しかし自らが流している血を見て、その美しさに感動しながら死んでゆく姿は、龍之介の狂気を感じさせる彼らしい死に様ではありましたね。

遠坂と雁夜のやり取りの中で、桜をめぐる処遇についての言及がありました。遠坂は二子を設けたために、そのどちらかを養子に出さねばならなかった。魔術師としての秘伝はひとりにしか伝授できないためでありました。

それを遠坂は抜け抜けとして「凡俗として切捨てた」と言ってのける。

この非情な発言を許せない雁夜。彼は桜が受けた悲劇を知っていますからね。この2人の確執は更に根深いものとなったわけで・・・。雁夜の怒りはそろそろ怨念じみて来ました。

激しさのあった前期OPとは趣きを変え、神々しいまでの荘厳さを醸し出す曲調になってますね。この曲も物語導入前の気持ちを盛り上げてくれます。

EDはリリカルなメロディが印象的なバラード。さすが良い曲を揃えて来ますねｗ

ドラマは更に拡大し、掘りの深いものになって来た。


＠ムハンホウちぇっそ＠

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