「輪廻のラグランジェ」第5話

【鴨川に来た男】
幼き日のラフィンティさま。共に戯れているのはビラジュリオと言う貴族？庭園で2人、見上げた空にはラフィンティの兄が乗る戦艦が飛んで行く。その艦隊は戦場へ向かうのだった。


幼女時代のランちゃんがかわいいｗ

いや、そんな悠長なことを言っている場合じゃなくて！

今週はもうなんちゅー展開なんだと、穏やかならぬ脚本にすっかり戸惑ってしまった。

ムギナミさんが遂に正体を明かしましたね。彼女はランの敵であるとはっきり宣言しました。ウォクスを作動する証である「メモリア」をその身に宿したムギナミさん。

「鴨川が戦場になる」と、ランちゃんに宣戦布告しましたよ！？

ここには星間戦争に巻き込まれたランちゃんが、なんらかの悲劇に見舞われたことが背景にあるようです。

ランちゃんを狙ってやって来る組織がある。それがムギナミが「兄」と慕うビラジュリオと言う男。そうです。冒頭に登場した、ラン姫の幼馴染みの貴族っぽい人ですね。

あの頃の誠実そうな立ち振る舞いから一転、今やすっかりチャラいチョイ悪オヤジになってましたｗ

これを予想するなら、いわゆる覇権争いや権力闘争の末、ランちゃんとビラジュリオが懐を分かつことになったとか、そんなことが考えられますね。

ムギナミさんは天然を気取って、いかにも無邪気な顔しながら、ランちゃんに対しては「戦争こそが私たちの現実よ。だから目を逸らさないでね」と言い、まどかに向かっては「あなたは平和ボケしたおめでたい人なのよ」と言い放つ。

セリフのままではないですけど、いやむしろ全然違いますけど、ムギナミさんが言った言葉を心の声に変換したら、恐らくこんな真意が隠されていたのではないかと思ったわけです。私なりに解釈してね。

いやこれは黒いなぁ。ムギナミ真っ黒だなぁ、とムシズが走ったわけですが、更に輪をかけてドス黒いヤツがいた・・・。

それがビラジュリオだったのですねぇ。

彼はムギナミさんと血が繋がっているわけではない。これも予想に過ぎませんが、恐らく戦争孤児かなんかだった彼女を引きとって育てていたってことがあるのではないかと思われます。

だから今回、単独行動を起こしたムギナミに腹を立て、「お前なんか仲間じゃねぇ」と無常にも見捨ててしまいました。

なんでしょうか、この救いのない状況。

ランちゃんたちを裏切る発言をしたムギナミに最初少し腹が立ち、しかしその後で更に非情なビラジュリオによって彼女が落とされたときは少し「ざまあ」と思ったのですけど、兄と慕う親愛なる存在から見放されたムギナミさんがあまりに憐れでちょっと見ていられませんでしたよ。

これどうすんだよ。友達を裏切って、だけど自分は仲間から裏切られて。ムギナミさんの居場所がもうないんですけど。

ランちゃんに向かってあれだけの啖呵を切ってしまった手前、ここからジャージ部に出戻りするなんて常識的に無理でしょ。ランちゃんが絶対許さないって・・・。

ビラジュリオが何故ランちゃんに敵意を向けるようになったのか、彼の背景にあるものも気になるところですが、直近の問題としてはムギナミさんがどうやって今までの「ゆるゆり」な関係を取り戻せるかが焦点となるでしょうか（ゆるゆり言うなって

ひとつ気になったことは、ランちゃんが自分たちのこと「人間」って言っていたことです。

彼女って宇宙人じゃないんだ？地球から殖民した一族なのでしょうか。何か深い設定があるのか、今後明らかにされることを期待します。


＠ムハンホウちぇっそ＠

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