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「Fate/Zero」第12話 第13話 最終話

【聖杯の招き】【禁断の狂宴】
キャスターの一世一代。大術式を執り行う青髭の暴走を取り押さえるべく、セイバーとライダー、そしてランサーが共闘し討伐へ挑む。


ライダーとのぶつかり合いで完全消滅したと思われたアサシン。しかしそのマスターである綺礼に異変が。新たなサーヴァントを召喚する資格を得たのか、再び礼呪が現れたのでした。

アーチャーは以前から綺礼を堕落させようとしている節が見られるのですよね。この2人のやり取りが非常に興味深かった。

アーチャーは、綺礼にも遂に欲求への渇望が芽生えたことを見抜きました。アーチャーはしきりとこの綺礼をたぶらかそうと付きまとい、この度の任務によってそれに成功した。

自分にも娯楽を求める心があると認識させ、その精神の隙間に手を突っ込んで広げたと。そして礼呪が再び綺礼の手の甲に現れたことが事を決定的にし、「堕落」と言う名の軟膏を擦り込んだと言ったところでしょうか。

綺礼が俗なことに堕ちる瞬間がありました。

しかし何ゆえアーチャーは彼にこだわるのか。もしかしてアーチャーは新たなマスターとして綺礼を狙っているのか。

それともまだ契約を結んでいない未知なるサーヴァントがおり、それがアーチャーの相棒的な存在で、そのマスターに相応しいように綺礼を教育していたのかも知れない。

いずれにせよ、綺礼はもう元の綺麗な身体ではいられなくなった(洒落ではない)。ここから彼の堕落が始まるのでしょうね。ともすれば、自分の主人である遠坂時臣をも裏切る事態となるやも知れない。

そしてしばらく姿をくらましていたキャスターが再び登場。大術式でもって何やらとんでもないことをやらかそうとしている様子です。

しかしまあ、このキャスターとそのマスターである雨生の関係がなんとも相性が良いものであると、この最終話を持って改めて証明されましたね。

キャスターはもちろん数百年の知識の蓄積があって、その哲学や持論はただの人間などを圧倒する説得力を持っているわけですが、ところがマスターの雨生は更にその上を行く狂気に満ちていたと。

こともあろうにキャスターに向かって「神」の存在を肯定する雨生ですが、しかしそれは「和平も残虐も含めて神の御業。だから神は人間を愛しているんだ!」と言うものであり、このむちゃくちゃな論理の展開には最高にウケてしまった(笑)

まあ確かに一利あると思いますw

だからこそ、この新鮮で現代的な思想(いやあくまで雨生流の理論か)にキャスターが感銘し、狂喜乱舞のていで今回の暴挙に至ったと言うことになります。

この2人はある意味でお互いに尊敬し合える存在なのですよね。相棒としては理想的。お互いに励ましあって鼓舞している。これが男女なら、よき夫婦と言ったところでしょうか。

「あなたがんばっていってらっしゃい!」と送り出すのが雨生で、「いとしの君のために今日も一生懸命働いてくるですよ~!」と言って、意気揚々と出勤して行くキャスターの図が目に浮かびました(笑)

一方でこちらも理想的なパートナーとなっている、ライダーとウェイバーの場面も展開。

まあこちらの場合は師弟関係か。豪放快活なライダーと、いじけでツンデレなウェイバーは対極の性格なのだけど、ライダーが人生のなんたるかを諭し、ウェイバーの成長を促している。

このコンビの趨勢は、ウェイバーがどれほど成長するかに掛かっている。確かにライダーは既に完成された人物でその剛力さも桁違いではある。しかしウェイバーの働きいかんによっては、それが更に発展する可能性を秘めているわけですね。

ポテンシャルはまだまだ未知数。12話冒頭で切嗣がライダーの戦力を分析していたけど、経験を経て大きく更新されるであろうライダーとウェイバーの戦力は、これから先、切嗣の想像をも遥に上回るものとなるかも知れませんね。

さあ、先ずはキャスターを倒そう!そんな場面で2ndシーズンへ続く(笑)


<総評>
とくに話をまとめることなく、普通の続きとなって次期へ持ち越し。大きなカタルシスもなし。

クオリティを保つためと考えれば納得できる運用だと思いますが、それはまあいいんです。

ただ「次週まで長いなぁ」って感じ(笑)半年あるぜ。

しかし内容は常に濃かった。バトルシーン以外でも、かつての王たちが繰り広げる問答など、一家言ある言葉の数々に耳を傾けるのがとても楽しかった。それだけで充分な物語になっているのですよね。

それから各マスターとサーヴァントの関係性に様々なパターンが見られるのも、また楽しみのひとつでありました。

ライダーとウェイバーのコンビが特に印象深いものがありますが、雨生とキャスターの狂気コンビも素敵に邪悪(笑)

時臣と切嗣はサーヴァントのことを単なる道具としてしか考えていないような、そんな希薄な関係を思わせますし、雁夜はバーサーカーに自己投影して玉砕覚悟の特攻をしているように見える。もちろん桜ちゃんを助けるまでは決して死ぬつもりはないでしょうが。

そんな感じでどの方面から眺めても見所満載。それだけに見るほうも気を許せないわけですが、毎話ごとに確かなカタルシスを得ることが出来ました。

完結しないことには評価のしようがない作品なので、総評と言った意味では書くことがないのですが、まあそんな感じでこれまで印象を語ってみました。

分割されてしまうことで熱が冷めてしまうことが予想されるので、やはり2クール連続で視聴したかったと言うのが正直なところ。

しかしながらこれほどに濃くて語るべきことの多い作品なので、一時的な熱狂で興が冷めてしまうようなこともないでしょう。

お預けを喰らって、2ndシーズンまでに逆に気持ちが高揚していれば儲けもん(笑)

そんなわけで、気を長くして次期を待つこととしますか。


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : Fate/Zero

2011/12/30 23:49 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(1)  

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2011/12/31 | 日々“是”精進! ver.A |

「Fate/Zero」第13話

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