「夏目友人帳 参」第13話 最終回

【夏目遊戯帳】
夏目様を偲ぶ会が開催。妖怪たちから夏目への感謝を込めて。

辛いテストも終わって、みんなでどこか遊びに行く計画を立てている。夏目も田沼もいまではすっかりクラスの一員なのですね。気の置けない仲間たちとバカ話にも興じる。いかにも学生らしい無邪気な光景がそこにあるのです。

なんでもない景色なんだけど、夏目もこうして普通の生活を営むことが出来るまでになりました。いい雰囲気だねぇ。

家に帰ると藤原夫妻が待っている。帰るべき家庭がここにある。そしてこの家族はどこまでも優しいのです。

そんな折、妖怪たちが夏目の部屋に押しかけ、「夏目組　犬の会」を開くと言うので主役に是非参加して欲しいと誘いを掛けに来ました。最初は渋っていた夏目だけど、結局参加することになります（笑）

夏目がこうして妖怪たちとも付き合いをしているのは周知のこと。しかしかつてのように忌むべき存在から、慕いそして慕われる存在になっている。それは夏目から見た妖怪もそうだし、妖怪から見た夏目もそう。お互いに認めあっていて、今ではそんな信頼関係が成立しているのですね。

更に人間の友達も出来て、夏目は両方の生活を営んでいると言えます。ある意味で充実していると言うか、羨ましいものがあります。でもここに至るまで紆余曲折の連続があったわけで、夏目には今の暮らしを満喫する資格があるとでも言うのかな（笑）

彼がこれまで気づき上げてきた関係が総ざらいされた、ほんわかしたエピソードでもって、最終回が締めくくられました。

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＜総評＞
これまでのシリーズでもほんのり示されていましたけど、今期はよりはっきりと、夏目と仲間たちの絆と言うテーマが強調された印象がありました。

そのせいか若干暗めのエピソードが多かったり、また的場一門の登場により、とっつきの悪い人間もいることが示され、不気味な雰囲気が先行する話も少なくなかったかと。

決して癒しばかりではないシリーズとなりましたが、不思議とこれまでの評価を落とす感じはしないですね。これはこれで一本筋が通っていたからかも知れません。

でもって変則２クールになるんですか？最後で次期の製作が発表されたに等しい発言がありましたが（笑）

前回のパターンを踏襲して、夏の陣、冬の陣って感じで来年初月からのスタートになるみたいですね。冬の夏目もいいもんですよね。

でも今度もまた的場一門が登場するのでしょうか。そこら辺の決着が見られるのかな。

どちらにせよ、今からすごく楽しみになるニュースであります。


＠ムハンホウちぇっそ＠

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