「花咲くいろは」第21話

【蘇る、死ね】
喜翆荘の若旦那・縁（えにし）は決心する。「ボクたち、結婚します！」と。相手はコンサルタントの川尻崇子。早速あだ名で呼び合う2人。縁（えにし）だからって「エニシング」！？とんだノロケに呆気にとられるが、2人の結婚をなんとか盛り上げようとぼんぼる喜翆荘の面々でありました。


しかし女将が何やら厳しいことを言うのですね。さて2人の結婚は認められてないのか？確かに崇子は、「女将さんともセイエニシングな関係になりたいと思ってます！」とか意味不明なことを言ってはいるけどｗ

だけどそんなことはなく、女将も心の内ではこの結婚を歓迎していた様子。自分がかつて旦那と結ばれるまでの苦労話を告白し、息子の相手となる崇子に頭を下げた。

こうやってさらっと昔話をして、誰に対しても敬意を示せる女将かっこいいな。昔が美人なだけに余計にそう思える（笑）

しかしながら旅館を継がせる気はないと言う女将。これはどういうことだ？

息子にも、崇子にもそれだけの力量がないと判断したのか。それとも、自分が苦労したことを繰り返して欲しくないために、別の道を歩ませようとしているのか。

もしかして女将、自分の代で喜翆荘を終わらせようとしてないか？

そうだとしたら、この女将らしいっちゃ、女将らしい決断かも知れないけど。ちょっと寂しいね。

さてその一方で、徹を巡る民子と緒花の攻防戦やいかに？

徹と買出しに行っていた民子。途中で「よっていくか」と言う徹。目の前にはラブホが迫っている。これは大胆！いよいよ徹もその気になったか？と思わせてといて海へ寄り道。とんだ肩透かしとなりました。

女の子はね、こう言う突然のサプライズに弱いってのに。心臓を「ドキッ」とさせたら、そのまま一気呵成にヤっちゃう。これじゃなきゃダメ。チャンスは一度きりだと思え。ってオレ、何言ってんすかね（笑）

まあ徹は例によって無頓着で、そんな民子の気持ちに気づいてない（いや民子がヤりたいと思っていたってわけじゃないのであしからずｗ

だけど民子、そんな空気読まない徹を後ろから眺め、「だが、そこがいい！」と言っていました。

でもそこでまた徹が地雷を踏むのだな。緒花の話出しちゃった。徹のなかではなんでも緒花基準。とにかく緒花と比べられちゃう。どんだけ緒花にぞっこんなんだ、徹！

ってなわけで、鈍感な徹のせいで民子が完全にマイナス思考に入っちゃってます。それで緒花に八つ当たりですよ。緒花は別に徹のことなんてどうも思ってないのに。つくづく緒花が不憫に思えてしまう（笑）

緒花の幼馴染の孝ちゃんは完全に吹っ飛んだ感じですかね。緒花は昔の男なんてきっぱり切り捨てたみたいだね。もう回想すらされなくなりました。

となると最終回へ向けては、民子との不毛な恋愛抗争でもって決着を見る形になるのかな。

関係ないですけど今回のサブタイの元ネタって、ロシアの映画監督ヴィターリ・カネフスキー「動くな、死ね、蘇れ！」から来ているのかな。だとしたらすげーカルトなところから導入しましたね。でもこのタイトルかっこいいよね。個人的にはセンスいいなって思いました。

（違うわ。ごめんごめん。今回、民子が再び緒花に向かって「死ね！」って言い始めたことがタイトルだったのですね。カネフスキー監督のと似たはほんとに偶然ですね、こりゃ。私のロシア好きにも困ったもんだ。にゃはｗ


＠ムハンホウちぇっそ＠

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