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「戦国乙女~桃色パラドックス~」第10話

【心中乙女】
「敵は本能寺にあり」ミツヒデ、謀反!?


旅の道中で「本能寺」と言う寺に泊めてもらうことにしたノブナガご一行。しかしながらこの寺の名前、不穏な感じが頭を過ぎる。

そんな嫌な予感は的中してしまうわけで、嫉妬に駆られたミツヒデが寺に火を放ってしまったのです。中には就寝中のノブナガが・・・。もちろん忠実な家来であるミツヒデは、お屋形を追って自害するつもりであったわけですが。

なんちゅう壮絶な・・・。

しかしそこへヒデヨシがやって来てミツヒデを一喝!2人してお屋形救出へ向かうのですが、先に発見したのはミツヒデの方。まさか忠臣が仕組んだことだと思わぬノブナガは、「敵はどこだ!」と気を吐く。するとミツヒデが言う。

「敵は、本能寺に・・・。私の心の内に・・・」

少しアレンジが加わって、歴史に轟く名台詞をよもやこのような場面に当てはめるとは・・・。泣いた。号泣の場面ですよ!

ミツヒデの嫉妬が爆発。ノブナガを巡る三角関係がこのような形でクライマックスを迎えました。

掛け値なしの名場面。ヒデヨシに本音をぶつけたミツヒデ、そして火を放ったことをノブナガに告白。ここまでの流れ、アニメの歴史に残ってもいいんじゃないかな。それくらい凄まじかった。

懐の深いノブナガはミツヒデを許す。もちろん馴れ合いなどではなく、大事な家臣であるからこそ彼女を叱責し目を覚まさせたわけですが。部下を信じることの出来る理想的な上司ではありませんか!

そこで力尽きたミツヒデは倒れてしまい、結果的に救出されたのはミツヒデ(笑)

酸欠で意識のないミツヒデにマウスツーマウスで人工呼吸をするノブナガ。意識が戻ったのだけれど、お屋形の唇があまりに気持ち良いのでしばらくそのままにするミツヒデと言う(笑)締めはちゃんとギャグで落とす辺り、緊張とリラックスのバランスが素晴らしい!

今回の瞬発力は凄かったな。ミツヒデの嫉妬が一番張り詰めたところで一気に解放された感があります。もうタイミングばっちり。いや感動したわ。

しかしながら、今回ミツヒデをけしかけたマサムネの思惑が気になりますね。彼女は現実世界ではヒデヨシの担任(だったかな?)の伊達先生なのですよ。彼女が何故、深紅の甲冑を所望するのか。単純に考えれば先祖の繁栄を画策しているってことになるのかな。ああ、でもパラレルワールドだから過去改変ってことにはならないか。

更にそのマサムネを待ち伏せしていたイエヤスが腹黒い。

百合な展開としてはほとんど最終回と言っていいほどの盛り上がりを見せました。これから最終話へ向かっては、いよいよ天下取りの争奪戦が繰り広げられることになるか!

ヒデヨシが本当に良い役割を果たしている。彼女がうざくないのは「可愛い馬鹿」だからなんだろうな(笑)


@ムハンホウちぇっそ@
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タグ : 戦国乙女~桃色パラドックス~

2011/06/07 10:59 | アニメ感想COMMENT(0)TRACKBACK(4)  

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